全社員の43%が女性に。世界をリードする Criteo の DEI

Future is wide open when it includes everyone

日本でもDEI(ダイバーシティ・イクイティ&インクルージョン、多様性に富み、公平で包括的であること)という言葉をよく耳にするようになりました。Criteoはこの概念が世界的に注目を集めるずっと以前から、ごく当たり前に、DEIを大切にした経営に取り組んできました。

その結果、Criteoは世界的に見ても最もDEIが進んだ企業の1つとして数々の賞を受賞、注目を集めるようになっています。

DEI推進の実績が認められ、数々の賞を受賞

まずは、「Future is wide open when it includes everyone(みんなと一緒なら、未来はもっと楽しくなる)」の信念のもと、Criteoが取り組んでいるDEIの現状を、かいつまんでご紹介しましょう。

女性が多く活躍

グローバルで社員全体に占める女性の割合は43%。これはテック企業の平均を大きく上回っています。女性管理職が多いのもCriteoの強みで、マネージャーの37%、ディレクターの30%が、そしてCsuite(CEOやCFOなどCで始まる役職)の42%を女性が占めています。ご存じのとおり、現在のCEO(メ―ガン・クラーケン)も日本支社長(グレース・フロム)も女性が務めています。

マイノリティが活躍

アメリカでは社員の30%をマイノリティが占めており、マイノリティの女性や管理職が多数活躍しています。

給与の男女差を解消

Criteoでは男女平等がビジネスの成功に不可欠であるとの考えに基づき、男女の給与格差をゼロにしています。

育児休暇制度の充実

育児休暇制度では、両親のための有給休暇を採用し、社員が子どもたちと一緒に充実した時間を過ごせるように配慮しています。

柔軟な労働方針

社員が心身ともに健康で、適切なワークライフバランスを維持できるようサポートし、社員が意欲的かつ効率的に、生産性の高い仕事ができる環境を提供しています。

最高レベルの福利厚生制度

世界中のオフィスに世界最高レベルの福利厚生制度を導入し、社員の生活の質を高めています。

社員の学習と成長を促進

社内プログラムのほか、Learning QuestプラットフォームやLinkedIn Learningを通じて5,000以上のオンラインコースへのアクセスを提供し、個人の学習と成長を促進しています。

ボランティア有給休暇の導入

ボランティア有給休暇制度を設け、社員の生活を豊かにする社会活動やコミュニティ活動への参加を促しています。

リターンシッププログラムの導入

出産や育児、もしくは家族の介護などを理由に、キャリアの中断を余儀なくされるケースは珍しくありません。Criteoでは何らかの理由でキャリアを中断した人が、スムーズに職場復帰するためのプログラム「リターンシッププログラム」を一部オフィスで導入しています。リターンシッププログラムは、職場復帰を目指す正社員のために慎重に作り上げた6カ月間のプログラムで、フレキシブルな勤務形態(勤務時間)、メンターシップ、トレーニング、オンボーディングの延長などを提供、楽しくシームレスな職場復帰をサポートします。

⇒詳しくはこちら(英文)

CriteoのDEIに関する基本指針

このように様々な形でDEIを推進する活動をおこなっているCriteoですが、これらの活動はすべて、以下に掲げる3つの基本指針に基づいています。この3つを実現すること=CriteoのDEIの目的なのです。

Diversity

多様な人材を惹きつけ、雇用し、育成し、維持するための取り組みを強化する。

Equity

すべての人が学び、キャリアアップし、正当な報酬を得るための公平な機会を確保する。

Inclusion

Criteo社員やパートナー、クライアント、そして私たちがサービスを提供する消費者の皆様に、帰属意識を高めてもらえるような企業文化を醸成する。

CriteoでDEIを担当するシニア・バイス・プレジデントのレイチェルは、次のようなメッセージを寄せています。

「多様性とは、私たち一人ひとりをユニークで特別な存在にしているものを認識し、祝福し、受け入れることです。私たちのバックグラウンド、経験、私たちが誰であるか、そしてこの瞬間に至るまでの道のりは、何より大切なこと。私たちは、個人としても集団としても、多様性を歓迎し、受け入れなければなりません。一人ひとり違う私たちが力を一つにあわせたとき、驚くべきことが起こります。それこそが、多様性の力なのです。まずは、多様性がもつ可能性について想像してみてください」

今後の課題

世界的に見てもDEIの進んでいるCriteoですが、当然ながら、まだまだ課題はたくさん残っています。特に次の4点はすぐに取り組みを強化すべき喫緊の課題です。

  • 研究開発において女性社員・管理職を増やす
  • 米国のBIPOC(有色人種)社員・管理職を増やし、業界のベンチマークに到達させる
  • 障害者雇用の促進
  • すべての社員の意識向上と学習を通じて、インクルージョンの文化を引き続き強化していく

Criteoは今後も、あらゆるバックグランドの人が活躍し、その力を存分に発揮できる企業を目指して、社員一丸となってDEIの推進に取り組んでまいります。CriteoのDEIについて、詳しくお知りになりたい方は、こちらの特設ページをご確認ください(英文)。