ホワイトデー、今年のトレンドを振り返る~市場規模は縮小傾向に

更新日 2020年12月21日

ホワイトデーも「手作り」、「SNS映え」がトレンド

毎年3月14日はホワイトデー。Criteo東京オフィスでも社員に可愛いドーナツがプレゼントされました♪

ホワイトデーは日本生まれのイベントなので、海外の方には馴染みが薄いかもしれませんが、バレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が女性にお返しの品を送る日として、日本ではすっかり定着しています。

一昔前は「倍返し」、つまり「男性は、女性にバレンタインデーでもらったプレゼントの倍以上の価格のお返しをしなくちゃいけない」なんて言われていた時代もありましたが、それも今は昔。最近ではバレンタインデーと同様、ホワイトデーの贈り物もぐっとフランクに。男性⇒女性だけでなく、女性同士でプレゼントを贈り合ったり、義理チョコのようにクラスメイトに安価なお菓子を配ったりする傾向も見られるようです。Criteoでも、ドーナツは男女かかわらず全社員に振る舞われました。

買い物サポートサイト「価格.com」の調査では、今年のホワイトデーには次のようなトレンドが見られるそうです。

  1. 価格はほどほど本命はともかく、義理チョコへのお返しは、もらったチョコレートと同じくらいの価格のもので済ませる人がほとんど。
  2. 手作り手作りスイーツを活用する男性も増えつつあるそうです。手作り+ちょっとした贈り物の抱き合わせ戦法で高感度UP!?
  3. SNS映え重視受け取った女性が思わずSNSにUPしたくなるような、見た目重視のスイーツが人気。スイーツブランド各社もこの時期にSNS映得する期間限定商品を売り出しています。

一番人気はチョコレート。全体の市場規模は縮小傾向に

ちなみに、今年のホワイトデー、女性に人気のスイーツのベスト10は次の通り。ホワイトデー=マシュマロという定説

はすでに過去のものになっているようです。Criteo東京オフィスで配られたドーナツも9位にランクインしていますね!

なお、自宅でゆっくり楽しめる生ケーキやアイスクリームの人気が上がっているのも最近の傾向なのだとか。

    1. チョコレート
    2. マドレーヌ・フィナンシェ
    3. 生ケーキ
    4. パウンドケーキ
    5. クッキー・サブレ
    6. バウムクーヘン
    7. マカロン
    8. 和菓子
    9. ドーナツ
    10. アイスクリーム

(価格.com調べ)

しかし、近年はバレンタインデーの市場縮小の影響で、ホワイトデーの市場規模も縮小傾向に。一般社団法人日本記念日協会記念日文化研究所の調べによると、2019年のバレンタインデーの市場規模は前年比3%減の1260億円、ホワイトデーは同じく前年比8%減の約490億円だったそうです。ハロウィン、クリスマス、お正月、バレンタインデー・・・とイベントが目白押しの中にあって、ホワイトデーはイマイチ盛り上がりに欠けるのは確か。今後は、ホワイトデーも男女間のイベントとしてだけではなく、みんなで楽しむコミュニケーションのためのイベントとして、新しい楽しみ方が広がっていくのかもしれませんね!