Criteo、Kochava社のトラフィックインデックス、Singular社の2019年ROIインデックスにランクインを果たす

このたびCriteoは、アプリインストール広告企業である「Manage」社の買収を機に、Kochava社のトラフィックインデックス、およびSingular社の2019年ROIインデックスへのランクインを果たしました。

CriteoはManageが提供するモバイルアプリインストール広告ソリューションの統合によって、オープンなインターネット環境における唯一のフルファネル対応のモバイル広告スタックとなることを目指しています。アプリ広告機能の強化に伴い、Criteoはショッピングジャーニーのあらゆるタッチポイントでアプリユーザの生涯価値を最大化する、強力なソリューションを実現します。

なお、今回の買収を受け、Criteoは2018年第4四半期にKochava社のトラフィックインデックスのトップ20にランクインし、同社の4つの評価基準であるシグナルの明確さ、広告詐欺率、トラフィッククオリティ、クリックとインストールの相関性のすべてにおいて、ベストなメディアパートナーの1つとして位置付けられました。

Kochavaがソリューションの規模よりもこれら4つの基準に着目する理由は、アプリインストールキャンペーンで最も重要な要素とみなしているからです。インデックスではメディアパートナーによる各四半期の取引をベースに分析を行っています。

Criteoのプラットフォームは、業界の標準的なプラットフォームと比較して広告詐欺の被害に遭う確率が低いことから、突出して高い評価を獲得しています。Kochava社は、その他の基準(シグナルの明確さ、クオリティ、相関性)の影響を踏まえた上で、広告詐欺率を最も重視しているのです。

地域別に見た場合、APAC(アジア太平洋)とEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域においてCriteoはトップ5にランクインしています。また、アプリのカテゴリー別ランキングでも、ショッピング、ソーシャル&コミュニケーション、スポーツの3分野でトップ5入りを果たしています。

これもManageの買収によるものですが、Criteoは、Singular社が発表したROIインデックスでも、今年初めてランクインを果たすという快挙を成し遂げました。

Singular社では、ROI、スケール、詐欺、顧客維持の4つの要素を基準にモバイルマーケター向けのメディアソースを評価し、さらにiOS/アンドロイド別、カテゴリー別、そして業種別に広告ネットワークを分析しています。同社のインデックスは、15億ドルの広告支出がベースとなっています。

Manageは、Singular社の2019年版インデックスで他のアプリインストールソリューションを抜いてトップに近づきつつあり、iOSの非ゲーム分野インデックスでは世界15位、また他にもiOSゲーム分野、Android EMEA、Android APAC、iOS アメリカ大陸の各ランキングで特別賞を獲得しました。

前述したとおり、広告詐欺率はメディアソースの最優秀賞を選定するにあたり、非常に重要な要素です。そのため、Singular社は詐欺率の高さを理由に、今年のインデックスからすでに15社を排除したと報告しています。

各インデックスの詳細は、こちらからご覧いただけます:Kochava社のトラフィックインデックスSingular社のROIインデックス