Criteoもやってみました!「プレミアムフライデー」

「奨励・実施している」と回答したのは、わずか11%

2017年2月に鳴り物入りでスタートした「プレミアムフライデー」。毎月最終金曜日は午後3時くらいで仕事を切り上げてショッピングやレジャー、外食を楽しむことで消費を促進、同時に働き方改革・ライフスタイル変革にもつなげようと、政府が経済団体と連携して打ち出したキャンペーンです。スタート当初こそ、マスコミでも大々的に取り上げられ、飲食店やレジャー施設でも様々なプレミアムフライデー向けのキャンペーンが注目を集めましたが、最近はあまり話題に上らなくなりましたよね。

それもそのはず!プレミアムフライデー開始1周年を機に、株式会社インテージが行った調査によると、勤務先がプレミアムフライデーを「奨励・実施している」と答えた人は、全体のわずか11%。2017年2月に同社が行った調査では「奨励・実施している」と答えた人が全体の10.5%でしたので、スタート後1年経っても、プレミアムフライデーの普及はあまり進んでいないと言えるようです。プレミアムフライデーの存在は知っていても、業種や部署によっては、「月末の金曜日って、むしろ忙しさのピーク!」というケースが珍しくないでしょうし、「上司が帰らないから、帰れない……」という人も多いでしょう。

プレミアムフライデー、早く帰った人たちは何をしてるの?

では、幸運にもプレミアムフライデーを活用している人たちは、具体的にどんな時間の使い方をしているのでしょうか?同じく2018年2月にインテージが行った調査では、「プレミアムフライデーの退社後にしたことは?」の質問に対する回答として最も多かったのが「自宅で過ごした」で46%、次いで「食事に行った」の40.4% 、「買い物に行った」の31.3%という結果に。個人消費の喚起を狙って始まったプレミアムフライデーですが、実際にはお金をあまり使わず、家でのんびり過ごしている人も多いようですね。でも、仕事を普段より早く切り上げたことによって、「趣味や自分の好きなことに費やす時間が増えた」と答えた人(27.9%)、「家族と過ごす時間が増えた」と答えた人(21.9%)、「ストレスが発散できた」と答えた人(17.9%)が多かったところを見ると、プレミアムフライデーは、働き方改革やライフスタイル変革には、一定のプラス効果をもたらしているようです!

Criteoでも「プレミアムフライデー」実施!

そこで、私たちCriteoの東京オフィスでも、2018年9月末にプレミアムフライデーを実施しました!当日は12:00に全社員がオフィス内のフリースペースに集合。最初の30分間で日本のビジネス状況の共有やアップデート、新入社員紹介などをしたあと、12:30からは自由参加のネットワークランチョンを楽しんで、解散となりました。そう、金曜日の午後が丸ごとフリータイムになったというわけです!

後日、その時間を何に使ったのかを社員にたずねたところ、「家族と一緒に時間を過ごした」「ショッピングにでかけた」「友人と映画を観に行った」などの回答が。みんな、思い思いに金曜日午後の「プレミアムな時間」を楽しむことができたようです。

今回のプレミアムフライデーはあくまでもトライアルでの実施でしたので、今後毎月実施するかどうかは未定ですが、Criteoではプレミアムフライデーに限らず様々な取り組みを行い、社員にとって働きやすい職場、ストレスなく働ける職場づくりに努めて参ります。