Eコマースの売上を加速させる4つの秘訣

オンラインショップを訪れた顧客が、商品をカートに入れたにもかかわらず、購入せずに去ってしまうことは、珍しいことではありません。なぜ、そうなってしまうのでしょうか?

でも、大丈夫。他のマーケターの多くも、あなたと同じ悩みを抱えています。カートの放棄率は平均70%にも達するのです。つまり、10人中7人もの人が、カートに商品を入れても、結局は購入に至らないのです。

また、消費者のサイト滞在時間も短く、手続きが煩雑過ぎたり、気が散ったりすると、購入に至らないことがよくあります。クーポンコードの期限切れや高額な送料が、購入の妨げになることもあります。あるいは、気に入った商品を「購入検討中」の商品として、一時的にカートに入れているケースも考えられます。

エンゲージした消費者のすべてが即購入をするわけではありませんが、彼らの購入意欲が高まって準備が整ったときに、背中を押すことはできるはずです。

今回は、消費者に購入を促すためのヒントをいくつかご紹介しましょう。

Eコマースの売上を増やす方法 

消費者がカートを放棄する理由はさまざまです。しかし、ショッピングジャーニーの最終段階にいる消費者に購入をためらう理由を与えるようなことだけは、あってはなりません。

優れたショッピング体験には、明らかな効果があります。つまりカート放棄のリスクを減らす効果、そして顧客にリピート購入を促す効果です。つまり、優れたショッピング体験を提供すれば、新規顧客を獲得するだけではなく、彼らをロイヤルカスタマーにすることもできるのです。

優れたショッピング体験の提供は、1度限りのプロジェクトではありません。顧客に提供するショッピング体験の監視・テスト・改善を続ける企業が、成功を収めています。

詳しくはCriteoの購入検討を促すためのクイックガイド: クリックしたくなるオンライン広告を作成するには?をダウンロードしてご覧ください。以下はこのガイドのサマリーです。

1. 価格だけでなく、サービスで差別化を図る

Criteoが米国の買い物客1,000人を対象に行なったアンケート「購入理由(Why We Buy)」の結果、買い物客はブランドのリピーターになる理由として、価格だけでなくサービスを重視していることがわかりました。

優れたサービスの秘訣は「一貫性」にあります。

顧客が御社のブランドにアクセスするタッチポイントを、すべて確認してみてください。すべてのデバイスやチャネルで、サービスのレベルを高く維持できていますか?Twitterへのレスポンスは早いのに、サイトに掲載しているメールアドレスの受信トレイのチェックを怠っていませんか?手薄になっている部分を見つけて、カスタマーサービスの統一を図りましょう。

2. 顧客の意思決定をサポートする

NielsenとBetter Business Bureauの調査によると、消費者の半数以上が購入前にオンラインのレビューを確認すると回答しています。

消費者はショッピングサイトで気に入った商品を見つけると、その商品に関する情報を集めてから購入したいと思うのです。

もしも、まだ商品ページに購入者レビューを掲載していないのなら、まずはこれに優先的に取り組んでください。レビューの掲載機能や、レビュー収集ツールは数多く出回っています。Infographic about what consumers want on ecommerce sites

3. ショッピングしやすいサイトにする

Eコマースサイトを訪問するのは、購入意欲の高い顧客です。米国の消費者2,400人を対象にしたCriteoの調査では、買い物客の22%が「欲しいアイテムを決めてからEコマースサイトで探す」と回答しています。また、21%は欲しいアイテムのタイプを把握しています。

そのため、商品ページでは、顧客に購入の決断を促す情報を提供することが重要です。たとえば、高画質な商品写真、詳しい説明、購入者が投稿した写真やレビュー、配送情報、または購入時のプレゼント特典や、返品時の送料室生サービスといった差別化要素を提供するのです。

4. 顧客に御社の商品を思い出させる

予期せぬソフトウェアのアップデート、操作中のアプリを誤って閉じてしまう、SNSの通知など、購入を妨害する要因はたくさんあります。何らかの理由でサイトを離れてしまった顧客を呼び戻し、購入完結を促せるか否かは、マーケターの腕次第です。

リターゲティング広告を活用すれば、彼らがオンラインにアクセスした際に広告を配信し、御社の商品を思い出させることができます。リターゲティングパートナーと連携して、サイトを離脱してしまった顧客のお気に入りのサイトやアプリにパーソナライズド広告を配信し、リーチを図りましょう。先進的なリターゲティングソリューションなら、購入する可能性が最も高い商品を掲載したダイナミック広告を、買い物客一人ひとりに合わせて作成することができます。

後は実践あるのみです。さあ、始めましょう!Criteoの購入検討を促すためのクイックガイド: クリックしたくなるオンライン広告を作成するには?では、購入を促すための方法をステップ・バイ・ステップで説明しています。ぜひ、ダウンロードしてお読みください。