2019年04月09日
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GW目前!気になる消費者の動向は?

 

4月1日に新年号が発表され、例年以上に華やいだ雰囲気の今年の春。気がつけば4月も第2週に入り、GWも目前に迫ってきました。今年のGWは平成⇒令和への改元に伴う休日が例年よりも長く、最長で10連休がとれる人も多いそうです。レジャーや旅行に出かける人が多いGWは、毎年、その前後に普段の時期とは異なる消費行動が見られますが、今年はどうなるのでしょうか?Criteoでは、昨年のデータをもとに、「旅行」「求人」「小売」の3市場でGW前後にどんな動きが見られるのかを探ってみました。

GW4週間前に顕著な変化が

例年、GW前4週間頃になると、消費者の行動に顕著な変化が見られるようになります。2018年のデータでは、この時期、旅行関連の売上が同年の1月に比べて23%増えたほか、求人関連30%増、量販店・健康・美容関連62%増、カルチャー/メディア/飲食の売上も14%増を記録しています。特に、今年は10連休効果で旅行関連の市場が例年以上に好調で、海外ツアーは2月頃に完売したほど。今後もGW直前まで、駆け込み需要が期待できそうです。

業界別動向~①旅行業界

旅行業界の消費動向について、2018年のデータでおさらいしてみましょう。Criteoが行った調査では、昨年、旅行関連の消費のピークが訪れたのはGW2週間前。先ほども述べたとおり、今年は10連休の影響で例年よりも旅行予約開始の時期が早まったので、ピーク時期も例年より前倒しになっているかもしれません。しかし、「忙しくて、何も考えてなかった!」あるいは「直前セールでお得に旅行に行こう」と考える人たちが動き出すことも考えると、GW2週間前でも、まだまだ売上増のチャンスはありあそうです。

これも例年のことですが、GWが始まると旅行関連の消費もお休みモードに。トラフィックも大きく落ち込み、文字通りの休止状態に陥ります。しかし、この落ち込みはごく一時的なもの。2018年のデータを見ると、GW中に落ち込んだ消費は、GW明け直後から徐々に回復傾向に。次なる旅行シーズン=夏休みに向けてまた活発になっていきます。特に今年は「GW中は混みすぎてツアーに申し込めず。海外旅行に行けなかった…」という人がお盆休み等のツアーになだれ込む可能性も指摘されているので、例年以上にGW後の消費回復が早いかもしれません。

業界別動向~②求人業界

求人業界も、GWを挟んで大きな動きが見られる業界です。雇用側の企業が休暇に入るGW前に就職先を決めたい/求人に申し込んでおきたいと考える求職者が多いことから、GW前はいつも市場の動きが活発になります。2018年のCriteoの調査結果でも、GW2週間前ごろ(4月10日過ぎ)に、トラフィック・売上がピークに。今年もおそらく同様の傾向が見られることでしょう。特に今年は、10連休中の人手不足を補うために観光・レジャー・飲食等の分野で、アルバイトの求人活動が活発になることも見込まれています。

業界別動向~③小売業界

量販店や健康・美容関連業界では、GW2週間前(4月10日過ぎ)くらいにトラフィック・売上ともにピークを迎えます。しかし、GWが始まると勢いは一気にダウンし、トラフィック・売上ともに急降下してしまいます。とはいえ、GW中、日本人がすべての消費をやめてしまっているわけではありません。彼らは、他のところでお金を使っているのです。例えば、2018年、文化/メディア/チケット/レジャー/飲食業界ではこの期間、コンバージョン率が47%も上昇しています。量販店や健康・美容関連業界の落ち込みもGW期間中のほんの数日間だけであり、GW後は速やかに回復。2018年はGW1週間後にはトラフィック・売上ともに急上昇しました。

まとめ

以上、2018年のGW期間中、およびGW前後の消費動向について簡単に振り返ってみましたが、御社のビジネスに参考になりそうな情報はありましたか?先にも述べたとおり、今年のGWは改元の影響で期間が長い分、準備を怠るとその影響が長引き、結果として大きな損失を招いてしまうかも・・・。以下の注意点を忘れず、万全の体制でGWを迎えましょう!

<注意点>

  • GW休暇、特にGW1ヵ月前と1週間前の消費サイクルに合わせてキャンペーンを行うことが大切
  • 早めにキャンペーンを始め、競合に先んじてターゲットにリーチすること(業界にもよりますが、GW2~6週間前には行動を起こしましょう)
  • GW中、消費者はいつもとは違うマーケットでお金を使う傾向にある
  • GW直後は売上が急回復することを忘れずに!