どこが違う?リターゲティングとリマーケティング

様々な専門用語やカタカナ英語が飛び交うマーケティング業界。知っているようで実はよく知らないまま、なんとなくやり過ごしている言葉もありますよね。例えば「リターゲティング」と「リマーケティング」。この2つの言葉の違いは、ご存知でしょうか?

基本的には意味は同じ。違うのは……?

結論から言うと、両者の意味はほぼ同じ。リターゲティングもリマーケティングも、ユーザが閲覧したコンテンツに応じた内容の広告を表示する「追従型広告」のことで、例えばA社のサイトを訪問して商品を閲覧していたのに、何かしらの理由でA社のサイトをはなれてしまったユーザに対して、その後に訪問したB社のサイトで、A社の広告を表示させることを指します。異なるのは、その運営母体で、リターゲティングはyahooリスティングで運用される追従型広告のこと、リマーゲティングはgoogleアドワーズで運用される追従型広告のことを指します。ちなみにCriteoが運用する追従型広告は、ご存知の通り「Criteoダイナミックリターゲティング」です。運用する企業によって呼び名や細かな仕様は異なりますが、リターゲティングもリマーケティングも、Criteoダイナミックリターゲティングも、追従型広告という基本的な機能は共通しています。

リターゲティングに費やす予算は、年々上昇中。その理由は?

そして今、世界中の企業がリターゲティング広告(混乱するので、ここからはリターゲティングに統一します!)に、ますます多くの予算をつぎ込むようになっています。たとえば、下のグラフを見ると、調査対象となった企業のうち24%が、リターゲティング広告に広告予算の50%以上を費やしていることがわかります。しかも広告予算のうち、2014年にリマーケティング広告に振り分けられた予算は2013年の1.4倍以上にも膨らんでいます。そして今、世界中の企業がリターゲティング広告(混乱するので、ここからはリターゲティングに統一します!)に、ますます多くの予算をつぎ込むようになっています。

では、リターゲティング広告は、なぜこんなに人気があるのでしょうか?

その答えは、次のグラフを見れば一目瞭然です。

では、リターゲティング広告は、なぜこんなに人気があるのでしょうか?

このグラフの縦軸は相対的CVRを表わし、横軸はユーザが広告を見た回数を表わしています。ここから読み取れるのは、ユーザの広告との接触回数とCVRの関係。接触回数が増えるにしたがって、CVRが上昇していくこと。接触回数が1回のとき、CVRは最も低い1%。積極回数が6回になるとCVRは約2.3倍に上昇しているのがわかります。そう、ユーザの行く先々で好みの商品の広告を表示し、接触回数を増やすことができるリターゲティング広告はCRS向上に非常に有効なマーケティング手法なのです。「1回見ただけで、商品を買う人は少ない」ことは、今やEコマース業界の常識です。やはり、ことあるごとにユーザと接触してブランドアウェアネスを高め、信頼関係を築いていくことが大切なのです。

とはいえ、リターゲティング広告を始めさえすればCVRや売り上げがUPするとも限りません。お客様の業種や扱っている商品の特徴、ターゲットとする顧客層に合わせた適切なリターゲティングキャンペーンを行うことが大切です。これまで世界中でリターゲティング広告において確固たる実績を築いてきたCriteoにぜひご相談を。御社にぴったりのリターゲティングキャンペーンを、経験豊富なコンサルタントが提案させていただきます。

お気軽にCriteoまでお問い合わせください。なお、Criteoダイナミックリターゲティングについて詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧ください