人工知能(AI)と機械学習(ML)。AI のサブセットである ML では、プログラムを記述しなくても、機械が過去のデータから自動的に学習を行います。AI の最終的な目標は、これまで人間の介入が必要だった複雑な問題の解決に関わる意思決定を自動化することです。AI/MLの有効性は、大規模で精度の高いデータのタイムリーな供給によって向上します。
Algorithm (アルゴリズム)
事前に定義された入力セットを出力へと変換するためのルール群。Criteo AI エンジンでは、消費者には関連性の高いコンテンツを、またメディアオーナーとマーケターには高い成果を達成するための戦術を予測して提案するアルゴリズムを使用しています。
広告主が選択した関連するKPI(CTR/CR/COS)を、インプレッションの購入に使用した課金モデル(CPM、CPC、CPA、CPL、CPCVなど)にかかわらず、配信されたインプレッション数で割った値。広く適用されるCPC課金モデルで算出する場合: eCPM = (CPC x クリック数 ÷ インプレッション数) x 1,000
暗号化されたメール。複数の異なるデバイス間で同一の体験が可能になります。多くの組織では、ハッシュ関数にソルト(ランダム文字列)を追加し、メールをプライバシーバイデザインが強化された仮名 ID に変換してから送信しています。通常は HEM の略称で呼ばれ、MD5、SHA256 が最もよく利用されるハッシュ化方式です。
業界のエコシステムをけん引するオープンソースの通知・選択フレームワーク。責任のある特定可能なメディア ID と、その ID に紐づくデフォルトの消費者プライバシーシグナルを生成します。Prebid ソリューションにより、ID をログアウトした状態でも消費者は選択の意向を示すことが可能になり、ログイン済みのID を使用すればデバイス間で選択の意向を同期することも可能です。
Criteo ショッパーグラフは、数万に及ぶアクティブな広告主、ブランド、パブリッシャー、小売業者のパワーを結集させ、デバイス、ブラウザ、アプリなど異なる購入環境を横断してオンラインとオフラインの買い物客 ID を接続し、各ユーザーの包括的なビューを構築することで、販売の促進、商品の認知度向上、収益の拡大をサポートします。
Showrooming (ショールーミング)
商品の発見、試用、情報収集は実店舗で行うものの、最終的にはオンラインで購入すること。
Similar Audiences (類似オーディエンス)
ファーストパーティのシードデータと似たオーディエンス。マーケターがリーチの拡大に利用します。Criteo の類似オーディエンスは、Crite oの Lookalike AI によるスコアリングの結果に基づいています。
消費者の特定のアクティビティに対してメッセージを配信するルールセットのひとつ。イベント発生後、指定された時間内に送信することが多い(たとえば、購入から24時間以内に Thank you メールを送信したり、カートが放棄されてから24時間以内にリマインダー広告バナーを表示するなど)。
TURTLEDOVE
Two Uncorrelated Requests, Then Locally-Executed Decision On Victory(相関関係のない2つのリクエストの勝者を、ローカルで決定する)。ID を受け取らなくても、マーケターが消費者にリターゲティングできるようにするための提案。広告サーバーレベルではなく、ブラウザ上で広告オークションの判断を行うことにより機能します。Google は、TURTLEDOVE の効果を FLEDGE プロジェクトのもとで測定することを提案しています。