ホテルや旅行関連ブランドの幅広い商品・サービスを取り扱うEコマースサイトを展開するハンガリーのmaiUtazas.huは、潜在顧客45万人/月ものオーディエンス数を誇ります。
売上拡大を目指す同社は、オープンなインターネットの世界で潜在顧客にリーチする必要があるため、同社のマーケティング戦略においてリターゲティングは極めて重要な役割を果たしています。
ROASの最適化に向けて
広告投資利益率(ROAS)の最大化を目指すmaiUtazas.huは、まず4社のリターゲティングパートナーとのトライアルを実施。同時に、2社のリターゲティングパートナー間での広告の過剰入札の影響についても調査しました。
maiUtazas.huは、当初、Criteoを含む2社を併用してリターゲティングキャンペーンを展開しましたが、期待しているようなROASや売上を実現できないことが、すぐに明らかになりました。
効率性を追及したテスト
そこでCriteoは、maiUtazas.huのゴールがROASの向上であることを踏まえ、リターゲティングパートナーを1社に絞ってテストすることを同社に提案しました。その理由は、複数のパートナーを利用することにより生じるカニバリゼーション(共食い)を回避できると考えたからです。さらに複数のリターゲターの利用は、ユーザーの広告疲れや競争の激化にもつながりかねません。
Criteoの透明性、パートナーシップ、そしてテスト開始から間もなく証明された販売パフォーマンスを検討した結果、maiUtazas.huはCriteo1社のみを採用することを決定しました。Criteoソリューションのパフォーマンスだけでなく、同社のビジネスゴールをCriteoが広い視点から理解していたこと、さらにCriteoのプラットフォームがユーザーフレンドリーであることも大きな評価ポイントとなりました。
同社のマネージングディレクターであるAndrás Szennay氏は、次のように話しています「Criteoへの投資はすでにオンラインマーケティング予算全体の20~25%を占めており、当社のマーケティングチャネルで3番目に大きな存在となっています。Criteoには確かな実績があることに加え、当社のビジネスをよく理解いただいていることからも、信頼おけるパートナーと考えています」
同社はCriteoソリューションを単独で使用した場合、前月比でROASの向上が見られることがわかり、3カ月も経たないうちに他社のリターゲティングソリューションの5倍もの売上を達成することに成功しました。
成功の鍵は、リターゲターを1社に絞ること
リターゲティングパートナーを1社に絞ることで、maiUtazas.huはそのメリットと定量化が可能な成果が明確にわかるようになりました。前年、同社は他社にも同じ額を投じましたが、Criteoの方がより優れた成果を実現し、ROASを正味33%も向上することができました。
また、リターゲティングパートナーを1社に絞ったことで、Criteoとその他パートナー間で生じるさまざまな重複リスクも回避できるようになり、これが正味18%のCPC削減につながりました。
さらにmaiUtazas.huは、Criteoが誇るパブリッシャーリーチを採用。リソースの効果的・効率的な活用との相乗効果もあって、高いユーザーシェアの獲得に成功しました。これにより、同社はコスト削減と同時にユーザー数の増加(正味126%のセッション数の増加)を実現し、売上拡大をさらに加速できるようになりました。
*分析期間:2017年4月から2017年8月(他のリターゲターも併用)と2018年4月から2018年8月(Criteoを単独で利用)。
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