プラットフォーム
パーソルキャリアが運営するdodaは国内屈指の転職プラットフォームとして、求職者に信頼される情報提供と転職支援サービスを一体で展開しています。順調に事業拡大を続けていますが、転職市場ならではの課題もあります。ユーザーが本格的に転職を意識するタイミングはごく限られているため、広告を出しても思ったほど効果が出にくく、潜在層へのリーチは従来の手法だけでは難しいのが現実です。さらに、競合がリスティング広告に大量投資する中で、顧客獲得単価(CPA)が上昇傾向にあり、従来型ターゲティングの限界が顕在化していました。加えて、2024年頃から3rd Party Cookieの段階的廃止が見込まれ、ターゲティング精度の低下や特定のOSユーザーへのリーチ困難も懸念されていました。こうした状況の中で注目されたのが、Criteoの「コマース・オーディエンス」です。
「dodaはもともとCriteoのリターゲティング広告を活用しており、転職成約率や売上向上への貢献度は他媒体を上回る実績がありました。3rd Party Cookie廃止後も、この成果の高いダイナミックターゲティングを継続したいという思いから、3rd Party Cookieに依存しない代替ソリューションがあれば積極的に試してみたいと考えました」(パーソルキャリア株式会社 杉田悠貴年氏)
コマース・オーディエンスは、ユーザーの行動や属性に応じて広告配信を最適化できるソリューションです。購買データや閲覧データ、行動データをもとにしたターゲティングに加え、「転職検討ユーザー」や「仕事応募3件以上の新規ユーザー」といった細かい条件での配信も可能です。dodaはこの特性を生かし、Criteoと連携して潜在層から中間層まで幅広くカバーする広告戦略を構築。配信面を広げつつ、転職を本格的に検討する前のユーザーにも刺さる訴求を展開することで、より広いファネルをカバーする運用にシフトしました。結果としてほぼ100%のユーザーをサイトに誘導することに成功、従来のリターゲティングでは届きにくかったユーザー層へのアプローチ強化も実現しました。サイトに訪れたユーザーは高頻度でページを回遊し、直帰率も他媒体と比べて格段に低く、初回接点の質が大幅に向上しています。直近ではリターゲティングよりも獲得単価が安く、予算配分の比率も逆転し、新規獲得への投資が上回りました。
今後の目標としてdodaでは、クリエイティブの充実を掲げています。現状 、dodaの商材は「商品画像」ではなく、「テキスト(職種名・給与など)」が中心のため、印象に残りにくい点が課題。より柔軟なレスポンシブ対応やフィードの表示方法を工夫することで、訴求力のさらなる向上を目指します。
「潜在層へのアプローチはリターゲティングほど成果が出ないだろうと思っていましたが、実際にはほぼ遜色なく、獲得単価も下がりました。質の高いユーザーにしっかりリーチできている実感があります」
–パーソルキャリア株式会社 ブランドコミュニケーション統括部
デジタルマーケティング部 リードデジタルマーケター 井上義隆氏
「以前、他の媒体でCookieに依存しないオーディエンス施策を試したことがありましたが、Criteoではそれを上回る成果が得られました。ほかの媒体でよく見られるクリック数の乖離もなく、ほぼ確実にユーザーをサイトへ誘導できています」
–パーソルキャリア株式会社 P&M本部 マーケティング統括部
カスタマーマーケティング部 杉田悠貴年氏
「引き続きCriteoを活用して幅広い層にアプローチすることで、転職に対する意識変容の促進を図り、完全な潜在層から中間層への引き上げを進めていきたい。広告の力で転職に対する意識をより民主化し、日常的に考える当たり前のものにしていきたい」
–パーソルキャリア株式会社 ブランドコミュニケーション統括部
エグゼクティブマネジャー 武本直也氏