プラットフォーム
Skyscanner は、数百万人もの旅行者を世界中の航空便、ホテル、レンタカーとつなぐ大手旅行プラットフォームです。同社のディスプレイ広告キャンペーンは、幅広い認知拡大に効果を発揮していましたが、チームはさらなる成果を求め、リーチを「旅行意欲の高いユーザー」とのエンゲージメントへと転換する方法を模索していました。
目標:あてもなくネットを閲覧しているユーザーではなく、旅行計画の兆しを明確に示しているオーディエンスを特定し、その規模を拡大することで、ミッドファネルの効率を最適化することです。Skyscanner はミッドファネルに重点を置くことで、パフォーマンス・メディアによるリターゲティング精度を改善し、より高いROI の実現を目指しました。
Skyscanner は Criteo と連携し、ラストクリック最適化の枠を超え、ボリューム重視から脱却するために、有意義なエンゲージメントを促進する最適化アプローチ、「コンバージョン・イベント」を活用しました。
チームはユーザーが直帰せずに航空便、ホテル、レンタカーの検索を少なくとも1回行ったセッションを「エンゲージがあったセッション(ESS)」と定義しました。ESS は総セッション数やクリックベースのコンバージョンといった広範な指標と比べ、純粋な旅行意欲をより明確に示すシグナルと捉えることができます。
Skyscanner マーケティング・マネージャーの Liam Hall 氏は次のように述べました。「ESS を当社の最適化シグナルとして使用することで、エンゲージメントの質をより明確に把握できるようになりました。その結果、コンバージョンに繋がりやすいオーディエンスの拡張と、より効率的な予算配分が可能になりました。」
Skyscanner はインドとカナダでテストを実施し、ESS を最適化したキャンペーンとコンバージョンベースのキャンペーンを比較しました。そのうえで、下位ファネルの代理指標として、予約イベントを追跡しました。
成果は早い段階で表れ、一貫した結果が得られました。
Skyscanner の社内 BI プラットフォームと Criteo のレポートの双方でその成果は確認されました。特に重要なのは、ミッドファネルで ESS を最適化したことで、リターゲティング・プールに入るユーザーの質が向上し、無駄な配信を抑えながら下位ファネルのコンバージョンを後押しできた点です。
ミッドファネル戦略の成功を受け、Skyscanner は ESS の最適化をより多くの市場やチャネルに拡大しています。同社は Criteo と連携し、予約ジャーニーの全行程においてクリック数だけでなく、旅行意欲を測定できるようにし、消費者の価値を明確に捉えながら成果につなげるアプローチを進化させています。