プラットフォーム
Yanadoo は、英語学習、キャリア開発、フィットネス分野を中心に習慣形成に特化した自己啓発・教育プラットフォームで、168万人の学習者コミュニティを築き上げてきました。
同社は、インターネット・ユーザー5,000万人を抱える韓国であれば、自己啓発に邁進する人々へのリーチをさらに拡大できると考えました。ここで課題となったのが、既存ユーザー層の再活性化だけでなく、新規顧客の獲得を促進し、長期的な関わりを維持するための新たな戦略を探ることでした。
Yanadoo はパフォーマンス・マーケティングをリードする Criteo と提携し、AI テクノロジーを活用して、まず、プラットフォームの利用歴があるもののコンバージョンに至っていないユーザーのリターゲティングに着手しました。
この戦略の重要なポイントは、Yanadoo のサイト全体に Dynamic Loader 機能を備えた Criteo OneTag を導入することでした。このセットアップにより、Yanadoo はさまざまなコンバージョンタグを使用して、コースの購入や登録、相談依頼など、複数のコンバージョン・イベントを追跡できるようになりました。このような詳細なインタラクションを活用することで、Criteo の AI は消費者の包括的なプロフィールを構築し、Yanadoo の目標に合わせて入札と広告配信を最適化しました。
このアプローチにより、オープンウェブ全体でのターゲティングの精度が向上。さらに Yanadoo は、データのプライバシー保護やアドレサビリティへの対応がますます重要な現代において貴重なファーストパーティ・データを収集できるようになりました。
Yanadoo は Criteo の AI テクノロジーを活用してキャンペーンを最適化することで、顕著な成果をあげました。このプラットフォームでは、製品ページを閲覧したユーザーのみをターゲティングした前回のキャンペーンと比べ、コンバージョン率が138%増加し、平均購入単価も34%増加しました。
「Criteo OneTag を利用することで得られた詳細なインサイトは、パフォーマンスの向上、特に効果的にコンバージョンを促進する上で不可欠でした」と Yanadoo パフォーマンス・マーケターの Park Jiyoung 氏は語ります。
この成果を踏まえ、Yanadoo はフルファネル型の新規顧客獲得キャンペーンの拡大を目論んでいます。Criteo の消費者行動に対する深い知識を活用して、価値の高いオーディエンスを構築し、より賢明な入札、そしてパーソナライズされた広告の大規模な配信を通じて、さらなる成長を促進することを目指しています。