大手女性向けアパレル小売企業が、Commerce Growth 活用による収益増加を測定・確認

4.2x
Criteo 広告を見たグループによる ROAS 増加
8.1%
Criteo 広告を見たグループと見ていないグループの収益増加比較
+300%
業界基準と比較した総収益の増加率
課題

Digitas は ピュブリシスグループの広告代理店で、今日のマーケティング課題は部門ごとに孤立させていては解決できないという信念に基づき設立されました。同社はクリエイティブやメディア、データ、テクノロジーを掛け合わせ、メディアを原動力とした創造性を通じて、クライアントに革新的なアイデアと成果を提供しています。

Digitas はクライアントの一社である歴史的なアメリカのブランド(女性向けアパレルやシューズ、アクセサリーを専門に扱う企業)が Criteo を活用した広告のインパクトを理解しその価値を測定できるよう、インクリメンタリティ・テストの実施を支援しました。

500を超える実店舗を抱え、eコマースビジネスも拡大中であった同アパレル&アクセサリーブランドは、Criteo の Commerce Growth ソリューションを採用しました。

解決策

Criteo 広告のパフォーマンス効果を測定

Criteo はそのブランドの代理店である Digitas と協力し、消費者を2つのグループ(グループ A と B)にランダムに割り当てるインクリメンタリティ・テストを設計しました。グループ A に対して通常通りの方法で広告を配信し続ける一方で、グループ B に対してはすべてのマーケティング活動を停止しました。このようにコントロールグループを作ることで、Criteo は高度な「ゴースト入札」手法を用いて広告のパフォーマンスへの影響を測定することができました。

グループ B の消費者がそのブランドの広告を最近見ていないことを2週間確認した後、Criteo は次の3週間の間に、両グループのユーザー数、訪問数、コンバージョン率、売上など、幅広い KPI を収集し、測定しました。

成果

大規模なインクリメンタリティ効果の測定

テスト終了時、クライアントは Criteo が自社のマーケティングミックスに追加価値をもたらしたことを目の当たりにしました。Criteo 広告を見たグループは、見なかったグループに比べ、8.1% 収益が上昇したのです。また、Criteo 広告を見たグループにおける広告費用対効果(ROAS)は4.2倍になり、このキャンペーンは、総売上で業界の基準と比べて300%の増加を実現しました。

「Criteo のスムーズなインクリメンタリティ測定アプローチにより、キャンペーンへの影響を最小限に抑えながら数週間でその成果を確認することができました。その間、パフォーマンスの低下もありませんでした。透明性の高い測定方法のおかげで、パフォーマンス重視の環境におけるディスプレイ・マーケティングの価値を証明することができたのです。」
Emily Nix氏
Digitas のプレシジョン・メディア担当シニアアナリスト