デマンドキュレーションにより、Raptiveパブリッシャーの収益が57%増加

57%
キュレーション経由で増加した、Commerce GridでのRaptiveの広告収益
36%
Raptiveの総広告収益に占めるキュレーション経由の割合
55%
キュレーション経由のeCPMの上昇率(オープンエクスチェンジ比)

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課題

独立系パブリッシャーで構成される広範なネットワークに、質の高い広告収益機会を提供

世界最大級の広告運用サービス企業であるRaptive(旧CafeMedia)は、3,000以上の独立系パブリッシャーやコンテンツクリエイターのパートナーが、オンサイト広告でビジネスを成長させ、成功を最大化できるよう常に新しい支援策を模索しています。

同社は2年以上にわたり、Commerce Grid(旧 The MediaGrid)の SSP パートナーとして、20社を超える大手 DSP のオープン・エクスチェンジ・デマンドを調達してきました。

さらに最近では、Commerce Grid内のキュレーションデマンドを活用し、パブリッシャーに新たな広告収益をもたらしています。

解決策

キュレーションを通じて新たな収益機会を切り拓く

キュレーションとは、広告在庫にデータや条件を加えて価値を高める新しい広告手法で、プログラマティック広告における新たなデマンドソースです。これはまさに、Raptiveが求めていたものでした。

キュレーションを行う企業は、自社のファーストパーティデータや知見、成果目標、独自の購買基準などを活用して、広告在庫をパッケージ化・強化し、広告主が利用するDSPを通じて柔軟に取引できるようにしています。

キュレーターとは、データに強い企業、IDソリューションプロバイダー、カスタムアルゴリズムの専門家、あるいはパブリッシャー自身などを指します。彼らの共通の目的は、広告在庫(サプライ)により近づき、データとパッケージングによって買い手(広告主側)にとっての価値を高めることです。

Raptiveのパブリッシャーにとってこれは、Commerce Gridでのキュレーション経由のデマンドによって、より多くの入札機会、より高い収益、そしてより高いCPMを意味します。

成果

パブリッシャーの広告収益化効果の最大化に成功

Commerce Gridでしか利用できないキュレーション型デマンドへのアクセスを獲得したことで、Raptiveが管理するパブリッシャー全体の広告収益は57%増加しました。

その結果、現在ではこのキュレーション型デマンドが広告収益全体の36%を占めており、eCPMはオープンエクスチェンジと比べて55%高く、入札率も4.7倍に向上しています。

「Commerce Gridのような独自のデマンドソースにアクセスできることは、プログラマティック広告のエコシステムにおいて自社の差別化を図るために不可欠です」
Shobha Doshi 氏
Raptive プログラマティック戦略および運用担当 SVP