【登壇報告】事例で知る「レコメンデーションメッセージ for LINE公式アカウントPowered by CRITEO」の実力

LINE公式アカウントのメッセージで顧客との関係性を強化、エンゲージメント向上を実現 

2023年にβ版をリリースした Criteo の新ソリューション「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」。 

本ソリューションは「LINE公式アカウントを使って多くのユーザーと「友だち」になっているものの、セールのお知らせやクーポンを送るくらいしか活用できていない」という企業の課題を解決すべく開発されたもの。Criteo の保有する膨大な購買データとAI技術を通じてユーザーの興味関心を分析し、最適でパーソナライズされたレコメンデーション メッセージをユーザー(公式LINEアカウントの『ともだち』)に配信することで、ユーザーとの関係性を強化することができます。β版はすでに複数の企業様で採用され、大きな成果を挙げています。 

本ブログでは過去に開催されたウェビナーで紹介された「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント」の成功事例を2つ、ご紹介します。 

 

【成功事例】CTVR4.5倍を実現!スポーツ用品大手ECサイト 

最初に紹介するのは、LINE Technology Partner であるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下、DAC)主催のイベント「DAC Digital Update 2023」における対談で報告された活用・成功事例です。対談にはDACからソリューションビジネス本部副本部長の永井将史氏、Criteo からは戦略的クライアントパートナーシップ部門ビジネスオーナーの吉原元樹が登壇しました。 

DACではスポーツ用品EC大手ゼビオコミュニケーションネットワーク様(以下、ゼビオ)と「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」の実証実験を実施。ゼビオのユーザーIDと Criteo の購買データをマッチングして分析した「興味・関心情報」をもとにパーソナライズしたメッセージ(商品紹介)をゼビオの公式LINEアカウントの「ともだち」に向けて、配信したところ、通常の配信時に比べてECサイトで商品を購入したユーザー数が約4.5倍に、メッセージ一通あたりの売上も約3.4倍に増え、CTVR約4.5倍を達成しました。 

この結果について吉原は「ゼビオさんは商品数がとても多く、Criteo はデータやAIの機能を十分に発揮できた。それによってユーザー一人ひとりの興味・関心をかなり正確に分析することができ、結果として潜在層へのアプローチに成功できた」と分析しました。 

また、DACの永井氏は「LINE公式アカウントの『ともだち』は基本的にその企業やブランドへのロイヤルティが高いユーザー。そのユーザーの潜在的な商品ニーズを提案することでさらにロイヤルティを挙げていくという軸でも十分使えるソリューションだと高く評価しました。 

当日の対談の様子はこちらからご覧になれます。 
https://www.youtube.com/watch?v=xNDZ_Ow0BYw 

 

【成功事例】お仕事エントリー率が649%改善!大手人材サイト 

続いてご紹介するのは、宣伝会議主催のオンラインカンファレンス「SIMC(シンク)」内で行われたセッションで報告された大手人材会社による活用・成功事例です。同セッションにはLINE Technology Partner の Micoworks株式会社からカスタマーエグゼクティブ統括本部シニアマネージャーの中井拓海氏が、Criteo からは戦略的クライアントパートナーシップ部門ビジネスオーナーの吉原元樹が登壇しました。 

 

Micoworks と実証実験を行ったのは、日本最大級の規模を誇る大手人材会社。この会社では以前から会員登録やお仕事エントリーの増加を目的にLINE公式アカウントの運用をしており、今回の実証実験では、仮会員登録への引き上げ”と本会員のお仕事エントリー促進」の2つを目的に、「レコメンデーションメッセージ for LINE公式アカウント」によるレコメンドメッセージ(お仕事紹介)の配信を実施しました。 

同社ではこれまで、すべてのLINE公式アカウント登録者(ともだち)に対して同一のクリエイティブでメッセージを配信していましたが、今回の配信では Criteo のデータとAIを活用してユーザー一人ひとりの希望条件を分析、一人ひとりに異なる内容のメッセージ(お仕事紹介)を配信しました。その結果、「ともだち」にはなっていた者の会員登録には至っていなかったユーザーの仮登録数が目標の8.8倍と大きく伸長、会員登録者については配信数あたりのお仕事エントリー率が、一斉配信と比較して649%も改善されました。 

実証実験の結果を受けて Micoworks ではサービス検討の温度感の高いセグメント(過去クリック者)を対象にレコメンドを送ることによって検討層にあたるユーザーを購買や予約といったコンバージョンポイントまでしっかりと促す手法として非常に大きな効果が見込める」と分析。また、「顧客データベースにデータのない会員登録前のユーザーを対象にレコメンド配信をすることも可能であり、LINE公式アカウント運用の観点からみても大きなメリットのあるソリューションであると高く評価しています。 

当日のセッションの詳細については Micoworks のレポートでご確認いただけます。 

 

「レコメンデーションメッセージ for LINE公式アカウント Powered by Criteo」について詳細は、こちらをご覧ください。
また、ご興味・関心のある方は、お気軽に Criteo までお問い合わせください。
追って担当者よりご連絡を差し上げます。
 

⇒お問い合わせはこちらから