Sfmeble
家具とインテリアの Sfmeble、動画広告で認知度向上とトラフィック増加を実現
株式会社ユーチルが運営するECサイト「うちる」(https://uchill.jp/)は「おうちで楽しむ陶器 市」をコンセプトに、独自の視点でセレクトした全国の窯元や陶芸作家の作品を販売しています。 単に食器を買う場としてだけでなく、作家との出会いの場としての評価も高く、30~50代の女性 を中心に支持を集めており、特に2020年以降はコロナ禍による「すごもり需要」の追風もあって ユーザー数・売り上げともに拡大が加速、開業10周年にあたる2022年には月間アクティブユー ザー20万人を超える人気サイトへと成長を遂げました。
デジタル広告戦略としては、かねてよりリターゲティング広告に注力しています。当初は GoogleとYahoo!のソリューションを活用していましたが、GoogleについてはP-MAX導入に よってリタゲ単体での効果測定ができなくなったこと、Yahoo!については広告の消化自体が鈍 化してきたことから、リタゲによる獲得数が伸び悩むようになってきました。そこで、獲得数向 上施策として、以前から検討していたCriteoダイナミックリターゲティングを導入、CPA改善 と顧客獲得数の拡大を図ることにしました。私自身、うちる参画前は広告業界で働いており、 Criteoの評価の高さは熟知していたので、導入に迷いはありませんでした。
Criteoダイナミックリターゲティング導入による効果は、迅速かつ明確に表れま した。導入後、すぐに広告の消化率が向上し、結果としてGoogleとYahoo!で 頭打ちになっていたリターゲティングによる獲得数を導入前の約2倍にまで増や すことができました。しかも、GoogleやYahoo!のオーディエンスと被らない 潜在顧客に上手くリーチし、獲得に繋げられています。CPAについても明確な改 善が見られ、導入前に比べて約15%は低く抑えることができました。現在では Yahoo!よりもCriteoに多く予算を投下しており、今やCriteoは当社がデジタル 広告戦略を展開する上で必要不可欠なパートナーとなっています。2022年秋に は、ダイナミックリターゲティングに加え、Criteo側から提案を受けたCPA向 上を目指すAIソリューションを試験的に導入し、引き続き、さらなるリターゲ ティング顧客獲得を目指しているところです。
EC業界では2022年以降、コロナによる巣ごもり消費の反動なのか、広告効果の 低下が指摘されていますが、当社では引き続きCriteoのソリューションを上手く 活用して広告戦略をさらに強化し、サイトの成長、ひいては「作り手(作家、 窯元)よし、売り手よし、買い手よし」の「三方よし」のビジネスの拡大に取り 組みます。そして、数年以内には海外のお客様に日本の陶器や和食器を紹介する 事業への進出も、実現したいですね。海外進出の挑戦においても、グローバル企 業であるCriteoは、きっと心強いパートナーとなってくれるのではないかと期待 しています。