2020年、広告は商品だけでなくブランドのアピール力も試される時代に

Criteoでは最近、米国の1,000人以上の消費者を対象に「ショッパーストーリー」調査を行いました。その結果、消費者の多くが購入前に商品について徹底的に調べていることが明らかになりました。

消費者は、常に情報とインスピレーションを求めてさまざまなチャネルで探索しています。

実店舗やオンライン、あるいはアプリで購入する場合でも、消費者はショッピングジャーニーの途中で、商品に関する情報をくまなく調べ上げます。複数のサイトを行き来しながら購入者のレビューを確認し、販売元企業の裏側まで徹底的に知ろうとするのです。

これはつまり、コンバージョンキャンペーンで売りたい商品をプッシュするという手法がもはや通用しなくなっているということであり、ショッピングジャーニー全体でブランドアウェアネスやロイヤルティの向上を図らなければならないことを意味しています。

では、なぜ2020年は商品だけでなく、ブランドそのものの魅力もアピールしなければならないのでしょうか?今回はその理由について解説します。

1.好印象をもたせるカギは「ブランドストーリー」

下の広告内に配置されたサーフボードは単なるスポーツ用品ではなく、晴れたビーチで過ごす楽しいひとときに欠かせないアイテムとして表現されています。

2.商品レコメンドとブランドアセットを組み合わせて、御社の商品シリーズに対する興味・関心を引き出す。

以下の靴の広告は、単にスニーカーのラインアップを見せるのではなく、実際に履いているイメージとともに、カラーやスタイルのバリエーションを見せている例です。

3.記憶に残るブランド体験を生み出すインタラクティブフォーマット。

たとえば、以下の広告のように不動産物件をバーチャルツアーできる広告体験を提供すれば、消費者の記憶に残りやすくなり、このレンタルハウスのブランドを思い出す可能性は飛躍的に高まるでしょう。

4.ブランド認知度を高め、感情的なつながりを強めるアニメーション。

フードクーポンを提示するこの3D広告は、オーディエンスの「取り残される感」を刺激しながら、友人たちと過ごす楽しいアウトドアのディナーパーティーの魅力を効果的に伝えています。

5.ブランドや商品のさまざまな側面にスポットライトをあて、広告体験をカスタマイズ。

このスライダー広告の場合、ユーザーが画像をスワイプすれば2つの画像を楽しめるようになっています。スライダーを右に動かすと、ダイヤモンドの指輪の拡大画像を確認できます。

効果的なフルファネル対応広告を作成できるCriteoDCO+

Criteoのダイナミッククリエイティブ最適化テクノロジー「DCO+」を使えば、キャンペーンのタイプにかかわらず、広告効果を最大限に高める広告クリエイティブを作成することができます。DCO+は月間20億人のアクティブな買い物客に関するデータを含むCriteoショッパーグラフを活用して、魅力的な広告をリアルタイムで生成します。つまり、ショッピングジャーニーの途中にいる各消費者に、最適なタイミングで広告を配信することができるのです。

御社のブランドアセットをCriteoに共有すると、Criteoのクリエイティブコンサルタントが御社のブランドガイドラインに沿った広告作成をサポートします。その後、CriteoのAIドリブンのテクノロジーが、各ユーザーに最適な広告フォーマットを選んで広告を表示します。配信される広告はすべて、リアルタイムにパーソナライズされます。

こうすることで、ブランド認知度の向上から、商品の検討段階でのアプローチ、コンバージョン件数や売上増加に至るまで、セールスファネル全体で御社のキャンペーン目標達成に向けて、最大限の成果が得られるようになります。

2020年、消費者が広告に何を求めているのかについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひCriteoの最新調査レポート「ショッパーストーリー」をダウンロードしてご確認ください。