未来の自分自身のために構築する、大きく開かれた「オープンインターネット」

2022年03月01日

「夜中に眠れなくなるほど考えていること何ですか?」と、よく人から聞かれます。特に今は誰もが色々なことを考えてしまうでしょうが、私の場合、真っ先に頭に浮かぶのは、1つの「もしも」です。それは「もしもオープンインターネットが消えてしまったら、どうなるのだろう?」という疑問です。Criteoのミッションは、信頼度の高いインパクトある広告で世界中のマーケターとメディアオーナーの皆様をサポートすることですが、オープンインターネットの存在は広告の域をはるかに超えた、極めて重大な意味を持っています。

すでにインターネットは日常生活の一部となっており、オープンインターネットはダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)の原則を表しています。そして、あらゆる企業が規模の大小に関係なく、耳を傾け、目を向け、発見し続けてもらえる場所でもあります。新規参入・既存を問わず、個人のコンテンツクリエーターや小規模パブリッシャーの誰もが独自のアイデアやコンテンツを公開できる場であり、小規模ビジネスのオーナーやDTCブランドのスタートアップ企業が自社のサイトに顧客の関心を引き付けることができる場でもあり、消費者が制限されることなく自由にコンテンツにアクセスできる場でもあります。

オープンインターネットがなければ、消費者のオンライン体験は限定されたものになってしまうでしょう。なぜなら、ここには読みたい記事や好きな方法で買い物ができる店があるだけでなく、かつてない方法で社会を形成・発展させるための膨大な要素が含まれているからです。未来のインターネットがあるべき姿を考えると、可能性は無限大です。ここはオープンなつながりの源泉であり、人々によって定義され、消費者の選択する権利を前提に築かれる、広く開かれたインターネットであるべきです。

今、オープンインターネットを守ることが、これまで以上に重視されています。社会がWeb3と呼ばれる次世代インターネットやメタバースに注目し、個人データのプライバシー保護に対する考え方が変わりつつある中、オープンインターネットの存続を支える私たちの日々の選択は、ますます重要になっています。

オープンインターネットへの投資

オープン・インターネットが今後も繁栄し続けるためには、消費者もマーケターも同様にオープンインターネットに投資(Eコマースにおいては時間と関心も含む)する必要があります。消費者はすでに行動を起こしており、例えば、最近Criteoが行った消費者意識に関する調査では、全世界の10人中7人(68%)の消費者が、一度も購入したことのない商品や重要な商品を購入する前に、オープンインターネット上の有益な記事に目を通すことがよくあると回答しています。1

また、Amazonで見た評価よりも、レビュー専門サイトでのコメントを信用すると回答した買い物客は全体の43%に上り、これに対して逆の意見は20%にとどまりました。1この結果からも、答えが欲しいときに消費者が頼るのはオープンインターネットであることは明白であり、Criteoはこの傾向が今後さらに顕著になっていくと予想しています。

マーケターにとっても、公平な競争の場を支えることはもちろん、ビジネスにおいてもオープンインターネットへの投資は間違いなく賢明な判断だと言えるでしょう。2020年にThe Harris Pollが実施した調査によると、消費者がオンラインで過ごす時間の大半(66%)はオープンインターネット上であるにもかかわらず、マーケターがオープンインターネットに投下する広告費は37%のみであり、残りの63%はウォールドガーデンに費やされていることがわかりました。2

こうした矛盾が生じるのは、ウォールドガーデンの閉鎖的なシステムと比べた場合、マーケターにとってオープンインターネットが必ずしも効率的ではないからかもしれません。オープンインターネット上では数多くのパートナーやソリューションが分散しているため、広告効果を上げるのが困難に見えてしまうのかもしれません。とはいえ、簡単な選択が必ずしも正しい選択とは限りません。マーケターがオープンインターネットの将来のために戦い、信頼できる環境で消費者にエンゲージするには、オープンインターネットでの広告活動が不可欠です。

オープンインターネットをより良い場所に

Criteoはオープンインターネットを支え、マーケターと消費者の双方にとってより良い場所にしようとしています。Criteoのコマースメディアプラットフォーム上でデマンドサイドとサプライサイドの両方をつなぐことにより、オープンインターネットでの広告配信を正しい選択にすると同時に、最も簡単な選択になるようにしたいと考えています。オープンインターネットでの広告配信を、アドレサブルかつプライバシー保護を確保した方法で合理化すれば、マーケターとメディアオーナーは顧客により高品質な体験を提供できるようになります。

これがCriteoのビジョンであり、その実現に向け私たちは着実に前進しています。Criteoは、コマースメディアプラットフォームを強化すると同時に、オープンインターネットの重要性をマーケターや消費者の皆さんに伝えるために、Criteo初のテレビCMを制作しました。CMについては、この後、詳細をお伝えしていきますので、どうぞご期待ください。このテレビCMは、女性監督のフローリア・ジギスモントと、ティファニー・アップルトン、キルスティン・ロクモア率いる女性主導のクリエイティブチームが制作を担当し、女優のインカ・オーロルニフェが主人公「AVA」を見事に演じています。ご覧いただくと、Criteoのオープンインターネットに対する取り組みだけでなく、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンの理念がご理解いただけるはずです。

今こそ私たちが一丸となって、2022年とその先のオープンインターネットでアクションを起こしていくのに絶好のタイミングです。広告業界のために、Criteoは常にこの決意を胸に掲げ、消費者が好きなところに自由に行けて、好きなところでショッピングでき、誰とでもつながることができるインターネットを支え続けていきます。未来に何が待ち受けているのか、正確には誰にもわかりません。しかし、私たちは皆、自分たちが信じるインターネットの未来に責任を負うことができます。もちろん、責任を負うのは簡単なことではありません。夜中に眠れなくなるかもしれません。

私はCriteoの従業員に、どんな仕事をしているのかと聞かれたら、「インターネットをより良いものにしている」と伝えるだけでいい、と話しています。これこそが、私たちがやるべきことをやり、常にアクションを起こせる理由です。これを知っているだけで、少し安心して眠れます。現在も、そして常に、未来は大きく開かれています。

1Criteo「消費者センチメントの指標に関する調査」、全世界(オーストラリア、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、韓国、スペイン、英国、米国)、2021年11月、回答者数:3,805人

2The Harris Poll and OpenX、「The open web vs. the walled garden」、2020年

メーガン・クラーケン

Megan ClarkenはCriteoの最高経営責任者(CEO)です。Criteo 入社前は、Nielsen の Global Media 部門の最高商務責任者(CCO)を務めていました。同社では15年間以上にわたって様々な役職を歴任し、90年以上の歴史を誇る同社の変革期においては、適応・存続に向けたイニシアチブを牽引しました。 広告業界誌の Adweek で「メディア業界における最重要人物の1人」に選出された Megan ですが、かつてはオリンピック選手になるという夢を追求していました。1988年のソウルオリンピックでは棒高跳びの代表選手に選ばれたものの、ケガが原因で、オリンピック出場の夢は叶いませんでした。しかし、彼女は持ち前の粘り強さと問題解決志向のメンタリティを活かして、大学の学位を持たないアスリートから上場企業のCEOへと転身を果たしました。メーガンは「The HERoes Women Role Model Executives Lists 2020」の女性経営幹部100人の1人に選出され、2019年には「National Organization of Women」のパワフルで影響力のある女性、そして2016年は「Multichannel News」の Wonder Women に選ばれています。

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