今年の母の日は5月8日、プレゼント選びはお母さんの「疲れ」に注目

2022年の母の日は、5月8日。ゴールデンウィーク最終日の日曜日とあって、お母さんと外食や旅行を計画している人、久しぶりに会いに行く計画を立てている人も多いのでは?その一方で、まだ新型コロナウイルスの感染が収束しているわけではないので、今年も会いに行くのは控えてプレゼントだけ送ろうという人も、多いかもしれません。

いずれの場合も悩ましいのは、お母さんへのプレゼント選び。コロナ禍で生活様式や働き方が変わり、仕事にも家庭にも様々なしわ寄せが生じている今、お母さんたちを喜ばせるには、どんなプレゼントを選べば良いのでしょうか。いくつかのアンケートの結果をもとに、母の日のプレゼント選びのヒントをご紹介しましょう。

お母さんの9割が疲れている!

まずは、何かとストレスの多いコロナ禍生活をお母さんたちは、どのように過ごしているのかを探ってみましょう。

美と健康の総合メーカー・株式会社フジ医療器が子どもを持つ20歳以上の女性約850人を対象におこなった調査で「あなたは普段疲れを感じていますか?」と聞いたところ、「とても疲れを感じる」(41.9%)、「疲れを感じる」(51.5%)、「あまり疲れを感じない」(6.6%)、「全く疲れを感じない」(0%)という結果でした。「とても疲れを感じる」と「疲れを感じる」を合わせると93.4%となり、大多数のお母さんたちが疲れを感じながら日常生活を送っている様子が見て取れます。ちなみに、この調査は今年で12回目ですが、第1回の調査開始以来、「疲れている」と回答したお母さんは毎回全体の90%を上回っているそうです。いつの時代もお母さんは疲れているんですね…。特に今年は長引くコロナ禍のせいなのか、「疲れている」と回答したお母さんの割合は、前年比+1%となっています。

コロナ禍で50%超が「疲労度が上がった」と回答

では、実際にコロナ禍がお母さんたちの疲労度にどのくらい影響を与えているのかを見ていきましょう。同調査で「長引くコロナ禍において、昨年に比べて疲労感に変化はありますか?」と聞いたところ、身体的な疲労感については「とても強くなった」(10.7%)、「強くなった」(43.1%)という結果に。また、精神的な疲労感では「とても強くなった」(15.5%)、「強くなった」(45.6%)に。コロナによって心身ともに「疲労感が強くなった」と感じているお母さんが、50%を超えていることがわかりました。

「疲労感がある」と回答したお母さんからは「コロナに関する仕事の派遣で色々な就業先に行って勤務している」や「コロナ禍での運動不足での体力低下による疲労」というコメントが、精神的疲労では「子どもを駅に迎えにいかなければならなくなった」や「保育園がコロナで休園」といったコメントが寄せられているそうで、コロナ禍の生活の変化が、お母さんたちの心身に大きな負担を与えていることが浮き彫りになりました。

疲労解消法3位は「一人で過ごす」、2位は「寝る」、1位はやっぱり・・・?

心身ともに疲労度が高まっているお母さんたちですが、どうやって疲れを癒しているのでしょうか?同調査で「あなたの疲労解消法は何ですか?(複数選択可)」と聞いたところ、3位は「1人(プライベート)の時間を過ごす」(41.5%)、2位は「睡眠をとる」(51.9%)、そして堂々の1位は予想通り「好きなものを食べる」(59.5%)がランクイン。思わず「やはり、そうですよね・・・」と頷きたくなるほど、納得の解消法が上位3位を占めました。

また、これもコロナ禍の影響なのか、4位以下も「テレビを見る・映画を見る・DVDを見る」(38.6%)、5位「入浴する」(34.0%)と、家の中でできる解消法を上げる人が目立っています。

このランキングを見ると、母の日のプレゼント選びのヒントが見つかるかもしれませんね!

欲しい疲労解消グッズは?

ちなみに、同調査で母の日にプレゼントしてほしい疲労解消グッズを聞いたところ、1位は安眠グッズ(枕、マットレスなど)、2位がマッサージチェア、3位がフットマッサージャーでした。いずれも使用感に個人差があるアイテムなので、お母さんと相談しながら選んだり、一緒に買いに行ったりしたほうがよさそう。もしかしたら、皆さんと過ごすプレゼント選びの時間が、お母さんにとって一番嬉しいプレゼントになるかもしれませんね!

出典:本文中のグラフはすべて「フジ医療器プレスリリース」より引用