2018年のトレンドを先取り! Vol.6 データ保護に関する新時代の幕開け

Criteoは、独自のネットワークを駆使し、コマースマーケティング業界の変化をいち早くキャッチ。2018年の注目トレンドを先取りして、皆様にお届けします。

  • 2018年5月GDPR適用スタート

6つめのトレンドは、個人情報の保護がより一層強く求められるようになることです。

2018年5月に、EU一般データ保護規制(GDPR:General Data Protection Regulation )の運用がスタートし、個人情報の保護に関する規制がこれまで以上に厳しくなることが予想されています。この規制は、5億人を超えるEU市民へのアプローチを考えているマーケティング担当者や企業に大きな影響を与えます。

さらにGDPRは、分析とマーケティングを目的にEU圏内の消費者をトラッキングするすべての企業に適用されるため、EU圏内のみならず世界的にさまざまな影響が生じることは避けられないでしょう。

  • 規制強化を、顧客との信頼強化のチャンスに

個人情報をより確実に保護することによって、GDPRは消費者に安心と信頼を取り戻すでしょう。そして、それは結果として、透明性と選択肢を提供している企業にとって、大きなメリットになります。なぜなら、保護規制を遵守して顧客の信頼を勝ち取れば、顧客との関係をより強固なものにすることができるからです。

今後、マーケティング担当者は、オーディエンスデータをこれまで以上に慎重に管理しなくてはなりません。パーソナライゼーション、透明性、そして透明性の3つを同時に確実に顧客に提供してください。そうすれば、顧客との間にゆるぎない絆を築くことができるでしょう。