2019年はブラックフライデー、サイバーマンデーともに オンライン売上過去最高を記録!売れたのは何?

 

日本でも、よく耳にするようになった、「ブラックフライデー」と「サイバーマンデー」。皆さんは、何か買いましたか?お正月の福袋や夏のバーゲンに比べると、日本では、まだそこまでの盛り上がりを見せているわけではないですが、発祥の地であるアメリカをはじめ、海外では今年も大変な盛り上がりを見せ、ブラックフライデー、サイバーマンデーともにオンラインで過去最高の売上を記録したと報じられています。今年はどのくらいの売上があったのか、そして何が売れたのかを見ていきましょう。

2019年のブラックフライデー、オンライン売上が過去最高の74億ドルに!

そもそも、ブラックフライデーは11月の第4週の金曜日(感謝祭の翌日、今年は11月29日)のことで、もともとは感謝祭のプレゼントの売れ残りを一掃するために始まったセールだと言われています。ブラックフライデーはアメリカ人にとっては単なる「セールの日」ではなく、もはや一種のお祭りのようなイベント。買い物客が小売店に押しかける風景はこの季節の風物詩になっています。インターネットショピングが普及してからは、その過熱ぶりに拍車がかかり、各社のセールも年々大規模に!最近ではアメリカのみならず世界各地でブラックフライデーのセールが行われるようになりました。ブラックフライデーは他のセールに比べて割引率が高いので、セール中に安く商品を仕入れ、後日、インターネット等で転売する人も増えています。

2019年は11月29日(金)がブラックフライデーでしたが、予想通り、今年もセールはオンラインを中心に大きな盛り上がりを見せ、アドビ・アナリティクスの調査によると、この日のオンラインでの売上は2018年のブラックフライデーより12億ドル(約1,300億円)増えて、74億ドル(約8,100億円)と、ブラックフライデーの売上としては、過去最高に!

また、1日あたりのオンラインの売上としても、歴代2位の売上を記録しました(1位は、2018年のサイバーマンデー)。特に顕著だったのは、スマートフォン経由の購入額の伸びで、同じくアドビ・アナリティクスの調べでは、スマートフォン経由の購入額は前年比約21%増の、約29億ドル(約3,200億円)と、これも過去最高を記録しました。

とはいえ、活況だったのはオンラインだけではありません。アドビの調べではオンラインで購入した品物を店舗で引き取った人は、2018年と比べて約43%も増加。国際ショッピングセンター評議会の調査では、2019年のブラックフライデーに、実店舗を訪れた買い物客の数は、前年比約6%増加したということです。

2019年のブラックフライデー、何が売れた?

では、今年のブラックフライデーには何が売れたのでしょうか?報道によると、アメリカで人気を集めた商品はディズニー映画「アナと雪の女王2」や人気アニメ「パウ・パトロール」関連のおもちゃ、ゲームソフトの「FIFA20」、任天堂のゲーム機「スイッチ」、アップルのノートPCやワイヤレスイヤホン「エアポッド」、サムスンのテレビなどでした。

ここで注目すべきは、人々がより高価なものをブラックフライデーに購入するようになっていること。アドビ・アナリティクスの調べでは、2019年のブラックフライデーの平均注文額は約168ドル(約18,250円)で、2018年に比べ5.9%も伸びています。「高価なものはブラックフライデーのセールで買おう」という人が増える傾向にあることが、よくわかります。

サイバーマンデーのオンライン売上も過去最高94億ドル超に!

続いて、ブラックフライデーの翌週の月曜日に行われる、サイバーマンデーのセールについてみていきましょう。同じくアドビの調査によると、今年のサイバーマンデー(2019年12月2日)のオンライン売上(推計)は、過去最高の94億ドル(約1兆210億円)と、前年比20%増を記録しました。ブラックフライデーと同じく、サイバーマンデーにおいてもスマートフォン経由の売上が大きく伸び、オンライン売上全体の約30%がスマートフォンによる売上だったことも明らかに。サイバーマンデーでもブラックマンデーと同様、ゲーム機やおもちゃ、アップルのコンピュータ、サムスンのテレビなどが販売を伸ばしました。

アドビでは、サイバーマンデーのゴールデンタイムは午後10時~翌3日の午前2時までの4時間で、この時間帯だけでサイバーマンデー売上全体の30%に相当する28億ドル(約3050億円)、中でもピーク時の午後11時からの1時間には1分間に1,100万ドル(約12億円)が使われるとの予測を出しています。実際の分析結果はまだ公表されていませんが、セール終了間際の駆け込み需要のすごさを実感させられる数字です。

なお、アメリカで今年のブラックフライデー、サイバーマンデーの消費を牽引したのは、25歳~34歳の若年層。全米小売業界の調査では、この世代の平均支出額は約440ドルで、他の世代の平均より約100ドル多かったことが報じられています。

ブラックフライデー、サイバーマンデーが絶好調だったことから、「今年の年末商戦は期待が持てそう」という声が高まる中、いよいよ本格的なホリデーシーズンが到来。日本でも年末のクリスマスセール、初売りと大きなセールが続きます。令和初のお正月を挟んで、セールはどの程度もりあがるのか、注目が集まりそうです。