Criteo、第 4 四半期グローバルコマースレポートを発表

 

コマースマーケティングのテクノロジー企業である、CRITEO 株式会社(本社:フランス、NASDAQ: CRTO、以下 Criteo)は、2017 年第 4 四半期のグローバル・コマース調査の分析結果を発表しました。

このレポートは、消費者のすべてのデバイスとブラウジング環境での活動、行動、嗜好を分析したものです。 その結果、消費者の間でアプリへでの購買活動が急速に定着しはじめていることや、「モバイルファースト」の考 え方が強まっていることが明らかになりました。

Criteo のジョナサン・オプダイク CSO(最高戦略責任者)は次のように述べています。「スマートフォンの利 用が急増するにつれ、アプリの普及とモバイルを使ったブラウジングは、オムニチャネルにおいて注目に値するショ ッピングのトレンドとなりました。私たちの最新の調査レポートによれば、ショッピングアプリがモバイル端末で高い コンバージョン率と売上を牽引していることのほか、オムニチャネルの顧客が最も高い生涯価値を生んでいること が明らかになっています。小売業者とブランドは、これらのトレンドを活用してマーケティング活動を最適化し、買 い物客と効果的に結びつくことにより、コマース売上の最大化を図ることができるでしょう。」

■調査結果のハイライト

昨今のユーザは多様なブラウジング環境を使いこなしており、アプリを含め、モバイルを活用した購買行動が加 速しています。

  • モバイルウェブとアプリの両方に投資をしている小売業者では、モバイル売上の 66%がアプリ経由 自社アプリを最適化することにより、ユーザの接点を強化できる
  • PC 売上の 23%が、購入前にモバイルデバイスで商品の閲覧や購買検討が行われている デバイスを横断してデータを統合することで、購入プロセスの全体を把握できる
  • デバイスをまたいでマッチングされたユーザーの購入金額は、単一デバイスの計測と比較して平均 20% 高い購買意欲をデバイス単位ではなくユーザ単位で計測することで、1 人当たりの購入金額が増加する<モバイルの成長>
  • スマートフォン、タブレットを含むモバイルウェブの利用が成熟日本におけるスマートフォン取引は、2016 年第 4 四半期(アプリを除く)より 13%増加しました。一方で、 タブレット取引は 15%、PC 取引は 10%減少しました。

小売業の中でモバイル売上(アプリを除く)のシェアが最も高い業界は健康/美容・ファッション/ラグジュ アリー

2017 年第 4 四半期における EC サイトの売上のうち、業界別モバイル売上シェア(アプリを除く)は、健 康/美容が 68%で最も高く、このほかファッション/ラグジュアリーが 61%、家庭用品が 59%、量販店が 50%、スポーツ製品が 41%でした。

<アプリがもたらすチャンス>

  • アプリを提供している小売業者の主力はモバイル

北東アジアにおいて、2017 年第 4 四半期の E コマース取引におけるデバイス環境の比率は、モバイルウェ ブが 27%、アプリが 52%、PC が 21%でした。また、モバイル E コマースにおけるアプリの比率は 66%で、 モバイルウェブは 34%の結果となりました。

  • 世界の大半の地域でオンライン取引の 50%以上をモバイルが占めており、アプリ内売上が圧倒的 アジア太平洋、北米、中南米、ヨーロッパ、中東・アフリカの 5 地域において、2017 年第 4 四半期の小売 業者のデバイス別のオンライン取引高は、全ての地域でモバイルとアプリの合計が 50%以上を占める結果と なりました。

  • アジア太平洋地域において、アプリを提供している小売業者の売上の 69%がモバイルデバイス経由 アジア太平洋地域における 2017 年第 4 四半期のデバイス別オンライン取引の比率は、アプリが 50%、モ バイルウェブが 19%、PC が 31%で、モバイルデバイスが占める割合は 69%に上る結果となりました。

  • 高いコンバージョン率を生み出すアプリ
    北東アジアでは、アプリ経由のコンバージョン率はアプリが 21%、モバイルウェブが 4%で、アプリの方が 5 倍 以上高いコンバージョン率を生み出すことが明らかになりました。

  • 勤務時間は PC の使用率が高く、夜間や週末はモバイルの使用率が高い 日本におけるデバイス種類別・時間帯/曜日別売上は、勤務時間帯ではある 9 時~20 時までは PC 経 由の売上が高い一方で、通勤時間帯や週末はモバイルによる売上が高いことが明らかになりました。

デバイスをまたいでデータを統合すれば、ユーザが購入に至るプロセスを把握できる
日本における PC 経由の購入の 23%が、取引前にモバイルで閲覧、検討されていることが明らかになりまし た。

 

  • 購入意欲をデバイス単位ではなく、ユーザ単位で計測することによって 1 人当たりの購入金額が増加 日本におけるオンライン購入者のうち、デバイス単位ではなくユーザ単位のマッチングにより上昇した平均購 入金額の割合は全体平均で 20%にのぼることが明らかになりました。

  • オフラインでのユーザ行動データにより、オンラインでの売上を促進 オフラインとオンラインのデータを統合できる小売業者は、そうでない業者と比べて売上を 4 倍以上効果的に 活用でき、マーケティング活動を最適化できます。

  • 生涯価値が最も高いのはオムニチャネルの消費者 全世界でオンラインとオフラインの売上データを結合している小売業者の消費者の割合は、オフラインのみの 消費者が 49%、オンラインのみの消費者が 44%であるのに対し、オムニチャネルの消費者は 7%に留まり ました。一方で、売上の割合はオフラインのみの消費者が 49%、オンラインのみの消費者が 24%、オムニチ ャネルの消費者が 27%でした

調査手法

グローバル・コマース・レポートは、2017 年第 4 四半期中に 80 以上の国の 5,000 以上の小売業者からの個 人閲覧と購買データの分析結果に基づきます。グローバルコマースレポートの詳細については https://www.criteo.com/jp/insights/global-commerce-review-q4-2017-japan-jp/ をご覧く ださい。