Criteo、オンラインショッピング動向の最新の調査結果を発表

スマホのお買物アプリ経由での購買数が世界的に続伸 年末商戦に向け、スマホアプリのプロモーション戦略へのテコ入れが鍵

インターネット上のオープンな広告プラットフォームを提供するCriteo(クリテオ、本社:フランス、CEO:JB・リュデル、以下Criteo)は、2018 年第2 四半期のグローバルコマース調査レポートの分析結果を発表しました。

グローバルコマース調査レポートでは、日本を含む全世界80 カ国以上の5,000 を超える小売業者の、EC サイト上における消費者の閲覧・購買データを分析しおり、消費者の購買行動においてデスクトップ、モバイル版ウェブ、スマホアプリ間をつなぐマーケターにとって有効なベンチマークツールとなります。

最新の2018 年第2 四半期のグローバルコマース調査レポートの分析の結果、特にオンラインのみで事業を展開する小売業者においては顕著ですが、消費者の間でモバイル版ウェブやスマホアプリから商品を購入するスタイルの浸透が進んでいることが明らかになりました。

Criteo のジョナサン・オプダイクCSO(最高戦略責任者)は「買い物客の嗜好として、アプリ内商取引が提供する便利さと個々にカスタマイズされたサービスへの支持がますます顕著になっていくのを、小売業者の皆様が目の当たりにする機会は世界的に増えるだろうと予想しております。」と述べ、「実際に、当社の第2四半期グローバルコマース調査レポートから、小売業者における“アプリ内取引の増加”と、“自社のお買物アプリのプロモーション戦略の展開と専心的な取り組み”の間には強い相関性があることが明らかになりました。ただし、世界的なトレンドとしてアプリ内での販売が伸びているとはいえ、小売業者が単にアプリを開設さえすれば、必ずしもすぐに投資対効果など利益を見込めるわけではないという理解は重要です。」と続けました。

Criteo の第2四半期グローバルコマース調査レポートにおいておさえるべき3つのポイント:

  • EC 取引はモバイル版のウェブ上で完結する流れがあり、特にスマートフォン利用者には顕著で、ほとんどの国や地域でさらに浸透していく。
  • 自社のお買物アプリを宣伝する小売業者のアプリ内取引の割合は着実に伸びている。
  • 平均して、実際に店舗を持つ小売業者は、アプリ内の需要を捉えることにおいては、オンラインのみで展開する競合に後れをとる傾向が見られる。

また、この度Criteo は当レポートの発表と同時に、オンラインショッピング動向を参照することができるインタラクティブなオンラインツール「Seasonal Sales Dashboard(シーズナル・セールス・ダッシュボード)※英語版のみ」の無料提供を開始しました。このオンラインツールを使えば、小売業者は自社のe コマースにおいて、2017 年の年末商戦での消費者の購買行動を分析することが可能になります。このツールは16 カ国から2,500 以上の小売業者の10 億トランザクションのデータを活用しています。「Seasonal SalesDashboard」を使うと、2017 年11 月1日から同年12 月31 日の期間において、参照したい期間を自由に設定して傾向を分析することができるほか、国別や業種別に分類することにより、2017 年の年末商戦のトレンドを多角的に分析することができます。

Criteo のバイス・プレジデントでデータサイエンス部門を率いるジェイスン・ジレスピーは、「クリスマスまで約100 日となりました。米国ではホリデーシーズンのセールが大々的に始まるブラックフライデーやサイバーマンデーがあります。こうした年末商戦に向け、より効果的な購買につながるよう、モバイル版ウェブやアプリのプロモーション戦略を打ち出すには、主要顧客のモバイル端末上での閲覧や購買パターンの微妙に違いを理解する必要があります。」と述べ、「扱いやすく精度の高いデータと、モバイル戦略を調整するにあたって、年末商戦が始まるまでのリードタイムに鑑みれば、マーケターの皆様にとってCriteo の『Seasonal Sales Dashboard』は有効活用いただけるのではないかと考えております。」と、このツールの強みを強調しています。成長を続けるモバイル取引日本を含むアジア太平洋地域では、モバイルでの取引が占める割合が売上の半分を超えています。

成長を続けるモバイル取引

日本を含むアジア太平洋地域では、モバイルでの取引が占める割合が売上の半分を超えています。

日本におけるスマートフォンでの取引量増加が、モバイルのシェアを牽引

2018 年第2 四半期における国内のEC サイトのスマートフォンおよびタブレット経由の売上は、前年同期比で3%増加し、55%を占めました。また、前年同期比の各デバイスの売上では、スマートフォンが+7%、タブレットが-2%、PC が-7%という結果となりました。

また、世界の中でも、日本のモバイル取引は55%と、欧州の国々に並びトップレベルとなりました。

<アプリがもたらすビジネスチャンス>

お買物アプリを活用した販売に積極的な小売業者ではモバイル取引が全体の65%を占め、日本を含むアジア太平洋地域においては71%となりました。

また、アプリ内取引の割合はお買物アプリの活用を推奨する「オンラインのみの店舗」が31%と、「オンラインと実店舗」の21%に大きな差をつけており、「オンラインのみの店舗」はモバイル対策が進んでいることがわかります。

アジア太平洋地域ではアプリ経由でのコンバージョン率がモバイル版ウェブの6倍となりました。

<オムニチャネル関連>
顧客生涯価値が高いオムニチャネル

「オムニチャネルの顧客」の割合は全体のわずか7%でありながら、売上全体の27%を生み出しています。

一方で、顧客全体の44%を占める「オンラインのみの顧客」の売上は、全体の24%にとどまりました。「オフラインのみの顧客」の割合は全体の49%で、売上全体でも49%となりました。

昨今、実店舗で商品を確かめ、オンラインで購入する「Showrooming(ショールーミング)」の購買行動が定着しつつあります。マーケティング施策においては、いかにオンラインとオフラインを融合させ、売上につながるシナジーを生み出せるかが鍵であるということがわかります。

調査手法

グローバルコマース調査レポートでは、2018 年第2 四半期の、80 カ国を超える5,000 以上の小売業者の顧客による閲覧および購入データを分析しています。本レポートの全文は下記URL よりご確認ください。
http://www.criteo.com/jp/wp-content/uploads/sites/6/2018/09/18_GCR_Q2_Report_APAC_JP-1.pdf

Criteo Seasonal Sales Dashboard について

ダッシュボードでは16 カ国2500 以上の小売業の広告主の日々のトラフィックと売上データを分析しています。2017 年第4 四半期においては10 億以上のトランザクションがありました。最も精度の良いデータポイントにおいては少なくとも小売業者10 社からの検証されたデータにより裏付けられています。トラフィックと売上データは2017 年10 月の平均と比較した指標となります。デバイス別のトラフィックおよび売上比率はございません。
https://www.criteo.com/insights/criteo-seasonal-sales-dashboard/

インタラクティブ・ワールドマップ

世界各地の閲覧から購買に至るデータをスナップショットでご覧いただけます。世界の最新トレンド「インタラクティブ・ワールドマップ」は、こちらからご覧ください。
https://www.criteo.com/insights/global-commerce-review-map/