Criteoダイナミックリターゲティング広告導入事例/ベネッセスタイルケア 伸び悩んでいた採用応募者数が3倍に!CPA-20%も実現

更新日 2018年08月13日

ブランドイメージの向上とスタッフ採用応募数最大化を目指して

「その方らしさに、深く寄りそう。」を理念に、ベネッセの介護事業、保育・学童事業を展開する株式会社ベネッセスタイルケア。全国に300以上の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、70以上の保育園や学童クラブを運営しています。2003年の創業以来、順調に業績を伸ばしている同社ですが、同時に大きな課題を2つ、抱えていました。

1つは、ブランドイメージの浸透が遅れていること。施設やその利用者は増え続けているのに反して認知度が低く、それが2つめの課題であるスタッフの採用応募数の伸び悩みに繋がっていたのです。ベネッセホールディングスでWeb戦略兼サイトリニューアルプロジェクトを手掛ける須山寛之氏は、「運営施設で利用者の皆様に高品質なサービスを提供するには、優秀なスタッフをコンスタントに獲得することが不可欠です。そこで、以前は紙媒体や人材紹介会社経由での募集を行っていたのですが、応募単価・採用単価ともに上がる一方で、効率も悪く、限界を感じていました」と振り返ります。そこで、同社では、より多くの求職者を集め、優秀な人材をコンスタントに集め続けるためにWebマーケティングへのシフトを図り、2015年にWeb戦略部を新設。各部門が個別に管理・運用していたWebサイトや広告を統一し、戦略的なWeb運営と獲得効果の高い広告運営を目指して動き出しました。

Yahoo!経由のユーザ獲得と理想的なクリエイティブを同時に実現

同社がWebサイト刷新と同時に、ソリューションパートナーとして選んだのがCriteoでした。「新しいWebサイトを最大限に活用するには、Criteoのダイナミックリターゲティング広告しかないと判断、すぐに採用を決めました」という須山氏。というのも、Criteoは当時同社が抱えていた①Yahoo!経由の応募者獲得が伸びない、②クリエイティブの最適化ができていない、という2つの問題を同時に解決する唯一のソリューションだったからです。

「Criteoは、Yahoo!以外でYahoo!JAPANのトップページに広告を配信できる唯一の会社。Criteoを使えば、Yahoo!JAPANのサイト閲覧者やアプリ利用者に的確にリーチできます。さらに、自社のブランド戦略に沿ったバナーを自動生成できるのも大きな魅力でした。Criteoのデザインするクリエイティブなら、求職者に対して当社が描く介護のイメージをしっかり伝えることができます。Criteoの機能を知れば知るほど、Criteo以外のソリューションは考えられませんでした」と須山氏は説明します。

人と時間を投資する価値があるCriteoのソリューション

そしてCriteoダイナミックリターゲティング広告は、同社に予想以上に大きな効果をもたらしました。他のディスプレイ広告と比較して採用応募者数は約3倍に増え、以前は3~4割だったWeb経由の応募者数も現在では6割を占めるまでに増加、一方で応募CPAは20%もの削減に成功しています。

今ではCriteoを最大限に活用するための体制も整えており、現場の欠員データと膨大な求人データを突き合わせてフィード生成する作業を週に2~3回、エリアや契約形態ごとにグループ化したキャンペーンや、来訪者ごとに設定したタグを広告運用パートナーと調整する作業を週に1~2回行っています。須山氏は「Criteoを中心に組織体制や予算を組んでいると言っても過言ではありません。専任のフィード担当をつけるなど、人も時間もかけていますが、その価値は十分すぎるほどあります」と話しています。

そして同社ではCriteoの効果を他部門でも生かそうと、保育スタッフや本部スタッフの採用サイト、さらには有料老人ホームの入居促進にも、Criteoを使ったプロモーションをスタート、将来的にはグループ会社への横展開も予定しています。「ユーザとの最適なコミュニケーションを実現するにあたって、Criteoは必要不可欠な相棒のような存在です」とCriteoへの期待を語る須山氏。Criteoは、引き続きダイナミックリターゲティング広告を通じて同社のマーケティング戦略を成功に導き、応募者数の最大化とブランドイメージの浸透に貢献してまいります。

※文中の数値はいずれも2017年3月現在