COVID-19終息に向けて、安全を最優先に、人と人とのつながりを維持するために

更新日 2020年12月21日

私たちは今、かつてないほど深刻な感染症のパンデミック(世界的な大流行)に直面しています。新型コロナウイルスの影響で日常生活は大きく変わり、極度の不安に苛まれることもあるでしょう。このような時だからこそ、人と人とのつながりをできるだけ維持しながら、私たちの力でコントロールできることにフォーカスすることが重要です。

Criteoができることは、まず何よりもクライアントの皆さまがこの厳しい状況を乗り越えられるように、私たちのサポートを今後も持続することだと考えています。世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染症COVID-19を公衆衛生緊急事態と宣言しました。これを受け、Criteoでは組織的な混乱を最小限にとどめるべく、必要なあらゆる措置を講じています。同時に、各地域の公共衛生機関の指示に従い、Criteoの従業員と関連コミュニティにも最善の予防措置をとっています。

パンデミックについては引き続き状況を監視しながら、世界規模および地域レベルで、世界29カ国のオフィスを拠点に活動する弊社の従業員、ならびにクライアント各社、パートナー企業の皆さまに、必要なサポートを提供して参ります。しかし、その中でも最優先しなければならないのはCriteoの従業員、そしてその家族の健康・安全を守ることです。。そのため、Criteoでは極めて危険度が高いと判断される一部の地域ではオフィスを一次的に閉鎖し、それ以外の地域を拠点とするチームには在宅勤務を促しています。これに伴い、スタッフ全員が常に連絡が取り合えるように、ビデオ会議が行える環境を整えています。

また、不要不急の出張はすべてキャンセルし、中・大規模のイベントへの参加も控えるように伝えています。これに該当するイベントの大半はすでに中止または延期が決定され、参加予定者の不要なリスクを回避するようにしています。さらに今後数カ月に予定されていた対面形式のミーティングも、すべて延期にすることを決定しました。Criteoでは直接お目にかかる機会を常に大切に考えていますが、今回のこうした時期においては、最善な措置であると理解したうえでの対応です。

さらに、より広範なコミュニティ安全対策として、海外渡航を伴う出張後の従業員はもとより、発熱、咳、息切れ等、COVID-19感染が疑われる症状がみられる従業員はすぐに検査を受け、最短でも14日間の自主隔離措置をとってからの職場復帰を徹底するよう呼びかけています。Criteoでは今後も引き続き状況を注視しながら、従業員の安全を確保すべく、各時点における最新情報をリアルタイムで通知していく予定です。こうした厳しい状況においては、精神面のストレスも避けられないと判断したため、Eutelmedとの提携を通じて電話またはビデオ通話を利用した心理カウンセリングも従業員向けに開始しています。

また、Criteoでは社内の各部門から上級管理職を集め、運営委員を組織し、従業員のコミュニケーションには共通認識を基盤としたアプローチをとるようにしました。運営委員が明確な社内プロセスを策定し、今後状況に応じて経営幹部チームにも継続的にアドバイスがなされる予定です。

Criteoはグローバル企業としてクライアントの皆さまへのサービス提供を維持すべく、リモートで業務を行えるテクノロジーインフラを有効に活用しています。今年1月から、私たちはリモートワークに必要な環境を整備し、通常と変わらず業務が行えるように取り組んできました。

さまざまな報道によって世界の状況が分刻みの単位で変化する中、誰もが情報に無制限にアクセスできるオープンなインターネットがかつてないほど重要になっています。Criteoにはデジタルエコシステムを守る責任があり、その責任は弊社のクライアントの皆さまや業界のパートナー各社も含め、このエコシステムに資金を投じる企業を支えることによって果たすことができます。Criteoはこの責任に誇りを持ち、皆さまがこの危機的状況を乗り切れるように支援すべく、できることはすべて行いたいと考えています。

厳しい状況が少しでも早く終息することを望んでいますが、それまでの間、まずは安全を確保し、人と人とのつながりを維持していきましょう。

メーガン・クラーケン

Megan Clarkenは、Criteoの最高経営責任者(CEO)です。 Criteo入社前は、NielsenのGlobal ...

最高経営責任者(CEO)