子どもたちの冬休みのお楽しみといえば、お年玉。キャッシュレスの時代になりつつあるとはいえ、子どもたちにとって、ポチ袋に入った現金がもらえるのは年に1度の貴重なチャンス。来年はいくらもらえるかな?と楽しみにしている子どもも多いのではないのでしょうか。今回は、いまどきの子どもたちのお年玉事情に関するデータをご紹介。令和の子どもたちは、お年玉をどのくらいもらって、何に使っているのか、見ていきましょう。

小学生のお年玉の総額、上昇傾向がストップ

学研教育総合研究所の調査によると、2021年のお正月にお年玉をもらった子どもは全体の91%、もらったお年玉の平均は2万823円。過去の調査結果をみると2016年は19,056円、2017年は19,386円、(2018年調査なし)2019年は21,047円、2020年は21,241円と微増傾向が続いていましたが、2021年は微減に転じました。

一方、高校生についての調査では、お年玉をもらったのは全体の88.8%で、全体の平均金額は28,145円。前回(2018年)の調査では平均22,579円だったので、5,566円も上昇しています。

今年は物価高の影響で家計の引き締めを始めている家庭も多いので、2023年はお年玉にもその影響が及ぶかもしれませんね。

お年玉の使い道は?高校生に異変

続いて、子どもたちがお年玉を何に使っているのか、見ていきましょう。

同調査によると、小学生、高校生ともに、使い道のNO.1は「貯金」。高校生は70%以上、小学生に至っては80%以上がお年玉を貯金しています。小学生の方がお年玉の使い道を親に関与されやすいこともあり、「お母さんが預かってあげる」という形で強制的に貯金させられているのかもしれませんが、いずれにせよ「欲しいものを買って全額使いきる!」というタイプの子どもは少なくなっているようです。

高校生については、2021年に「貯金」の割合が2018年の52.2%と比較して約20ポイントも増加するという、特徴的な動きが見られました、これは男女共にみられる傾向で、高校生男子は53.1%(2018年)→74.5%(2021年)、高校生女子は51.3%→69.2%と大きく伸びています。コロナ禍で外出機会が減ったことが影響しているのか、子どもながらに経済の先行きに不透明感を覚えているのか、理由は定かではありませんが、お金に堅実な高校生が増えているのは明らかなようです。

高校生のお年玉の使い道について、もう1つ特徴的なのが「美容・コスメ」と回答する人が21%にも上ったこと。特に男子は学年が上がるにつれて割合が増える傾向もみられ、高校生男女共通の美容に対する意識の高まりがうかがえる結果となっています。

今後はキャッシュレス化が進むかも?高校生2人に1人がキャッシュレス利用

なお、今はまだ現金が主流のお年玉ですが、キャッシュレス決済の普及に伴い、キャッシュレス化が進むのではないかという見方もあります。

というのも、小学生はともかく、高校生にもなるとキャッシュレス決済を日常的に利用する人が増えているからです。三井住友カードの調査によると、高校生の2人に1人が「ふだんキャッシュレス決済をしている」と回答。クレジットカードを持てない高校生以下の子どもたちは、保護者から交通系ICなどにお小遣いをチャージしてもらうことによって、キャッシュレス決済を利用しているようです。

お年玉もキャッシュレス化すれば、大人にとっても「忙しい年末年始に現金を用意しなくて済む」「子どもの利用履歴が確認できる」などのメリットがあります。実際、株式会社エイチーム・フィナジーが2022年に行った調査でも、4人に1人がお年玉のキャッシュレス化に賛成していると回答しました(「良いと思う」15.4%、「とても良いと思う」10%)。

キャッシュレスは現金に比べて「お金を使っている」という意識が生じにくく、無意識に使い過ぎてしまうというリスクが指摘されています。子どもたちがそのリスクを犯さないためにも、最初に親と一緒に使い方のルールを決めておくなどの工夫が必要です。2023年のお年玉は一部キャッシュレス化して、一緒にキャッシュレス決済のルールなどを学ぶ機会としても良いかもしれませんね。

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