インタビュー:オリンピック選手候補だったメーガン・クラーケンがCriteo のCEOになるまで

2020年10月27日

2019年11月にCriteoのCEOに就任したメーガン・クラーケンはグローバル企業のCEOとしては非常に珍しい経歴の持ち主です。

10代のころ、彼女はオリンピック出場候補にもあがるほどの優れた陸上競技の選手でした。競技生活のため、彼女は高校卒業、大学には進学しない道を選びました。今も彼女はどこの大学の学位も持っていません。

しかし、彼女のオリンピックの夢は膝のケガによって、わずか19歳で断ち切られてしまいました。選手生命を絶たれ、しかも大学にも所属していない。そんなメーガンは、そこからどのような道を歩み、何を経験してCriteoのCEOに就任したのでしょうか?

この問いに、メーガン本人が率直な言葉で答えるインタビュー記事が、このほどオンラインサイト「Business Insider」で公開されました(英語のみ)。

今回のブログではその概要をかいつまんでご紹介します。メーガンからの力強く、愛に溢れたメッセージをぜひお読みください。

19歳で絶たれたオリンピックへの道

私は高校卒業後、大学には進学せず陸上選手としてオリンピックを目指しました。しかし、その夢は膝のケガのせいでわずか2年後に破れ、19歳だった私には同世代の友人たちのような学歴もありませんでした。しかし、私には他の人にはない、財産がありました。それは、あの年齢でキャリアの挫折を経験できたこと。そして、その挫折から立ち直る過程で、グリッド(やり遂げる力)とレリジェンス(折れない心)、困難に打ち勝って成功をつかむ方法を学んだのです。

ビジネスで成功するためには誰もが多くの困難に遭遇するはずです。しかし、私たちは自分自身の賢さや意欲、そして勇気で、必ず目標を達成することができます。私自身がその証明です。今回は、私がこれまでのキャリアで学んだ3つの教訓を皆さんにお伝えしたいと思います。

好奇心を失うことなく、常に学び続けなさい

私が最初に得た役職は、旧IBMのメインフレームで作業するオペレーターでした。以前やっていたデータ入力の仕事のおかげでタイピングが速かったから採用されたのかもしれませんが、私は自分が常にオープンで好奇心旺盛な人間だったからこそ採用されたのだと信じています。

新しい仕事を始めるときには、下調べがとても重要です。単に仕事を探すのではなく、自分が働きたい場所を選ぶのです。会社のことをよく勉強して自分の好奇心を刺激すると同時に、適切な質問をして自分のキャリアを証明できるよう、準備しましょう。

信頼できるアドバイザーを持つことも非常に重要なことです。私自身、様々なアドバイザーに恵まれていますが、以前転職を悩んでいたときに友人がくれたアドバイスが今も心に残っています。彼はこういいました。「過去を振り返ってもいいけど、過去にとらわれてはいけない。君は自分の未来を創造することができる。新しい挑戦は君を奮い立たせてくれるはずだよ」と。

困難を受け入れて、動き続けなさい

陸上競技を引退したとき、私は残りの人生を完全にコントロールしようと心に決めました。キャリアで成功を目指す人は誰でも、自分の心の声に耳を傾け、自分の選択に自信を持たねばなりません。私の選んだ戦略は、状況を常にコントロールすることです。自分が圧倒されていると感じたら、すぐに代替案や他の選択肢を並べます。リサーチや質問をして無力感を緩和し、他の方法を採る選択をするのです。

もちろん、常に勝てなくても大丈夫。最も完璧な日の翌日に最悪の日が巡ってくることもありますが、それでも前進あるのみです。

たとえば、ドットコム・クラッシュのとき、私はスタートアップ企業で働いていましたが、全社員を解雇しなくてはなりませんでした。あれは私のキャリアの中でも最もつらく困難な出来事の1つでしたが、私にはこれが終わりではないことがはっきりと分かっていました。

もし、挫折に直面したときは、このメッセージを思い出してください。

「時間をかけてそれを受け入れ、そこから何を学んだかを評価し、前進する方法を明確にするのです」。

自分の適応力に自信を持ちなさい

何か新しいことを始める場合も、実際にはまったくのゼロからのスタートということはありません。特に面接の際には、これまでの経験を活かしたスキルを強調し、どのような職場環境にも容易に適応できることをアピールしましょう。

また、新しい業界の専門的な知識も、すぐに身につけることができると自信を持ってください。最も習得しにくいスキル(採用担当者が求めるスキル)は専門知識ではなく、あなたが過去の努力で得たスキル、すなわちチームワーク、問題解決力、効果的なコミュニケーション力です。これらのスキルは試行錯誤しながらでないと身につかないものであり、私が転職する際の鍵となったスキルでもあります。

最後に、私から4つ目のアドバイスを贈ります。

最も大切な財産は、4年制大学の学位ではなく、「人生経験」です。 大学の学位を持たずにビジネスをしている女性である私がCEOになるまでの道のりは、予測不能で紆余曲折に満ちていました。しかし、私は自分の経歴とその過程で学んだ教訓を活かして、今のようなビジネスリーダーに成長することができたのです。

メーガンからのアドバイスはいかがでしたか?メーガンの言葉が、キャリアに悩む皆さまの心に届きますように!

記事の全文はこちらからお読みいただくことができます(英文)。

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