CRITEO History ~ 連載:Criteoの進化 VOL.7

皆さん、こんにちは。Criteo Chief Industry Specialistの中村祐介です。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で波乱の幕開けとなった2020年も、後半に入りました。この半年の間に私たちの生活は大きく変わり、世界中のあらゆる地域、あらゆる業界がこれまで経験したことのない未曾有の事態に直面しています。もちろん、私たちCriteoも例外ではありません。しかし、変化の時代には必ずチャンスがあります。このチャンスをお客様のビジネスと広告業界の発展につなげていくべく、Criteoは今も変わらず、ソリューションやサービスの向上・刷新に取り組んでいます。

このBLOGでは、皆様に改めてCriteoの理念、そして最新のソリューションやサービスについてお伝えしていきます。皆様のビジネスゴール達成にどうぞお役立てください。

Vol.1 Criteo History

Performance is Everything

Criteoは2005年にパリでJean-Baptiste Rudelle(現Criteo会長、通称JB)が創業した、フランスを代表するテックカンパニーです。もともとエンジニアで、すでに数社のスタートアップを立ち上げた経験を持つシリアルアントレプレナーだったJBは当時、サラダショップを経営していました。その店で、サラダに使う食材やドレッシングをお客様自身が自分の好みに選べるようにしたところ、評判を呼び、多くのお客様に喜んでいただくことができたそうです。その経験からパーソナライズ広告の可能性に着目したJBは、仲間とともにCriteoを創業。以来、Criteoは特にリターゲティング広告の分野で順調に業績を伸ばし、今では世界95か国以上で事業を展開、19か国に約30のオフィスを構えるアドテク業界のリーディングカンパニーとして順調に成長を続けています。

日本には2011年に進出を果たし、翌2012年にYahoo!Japanと提携したのを機に一気に配信ボリュームを拡大、現在は国内ほぼすべての主要メディアとも提携し、国内最大級の配信ネットワークを構築しています。

創業から10数年でCriteoがここまでの成長を遂げることができた理由は、ごくシンプル。創業以来「Performance is Everything」を理念に掲げ、「採用すると目に見える効果が得られる」「確実に成果が出る」とお客様に実感していただけるPerformanceの高いソリューションだけを提供し続けてきたからだと自負しています。

そして、これを可能にしているのが、Criteo独自の技術力です。Criteoは自社内に優秀なエンジニアチームを有し(社員の約20%がエンジニア)、月間19億人のアクティブなユーザーデータである「Criteoショッパーグラフ」を収集・分析する世界最大規模のAIエンジンを駆使したソリューションを独自に開発。特にCriteoダイナミックリターゲティングは、その効果の高さから多くのお客様に評価され、今ではリターゲティング広告の代名詞的存在として広く認知されるようになっています。

リタゲからフルファネルへ

そして、2018年、Criteoはこれまでリターゲティング分野で培ってきた技術とノウハウを活かして、認知⇒検討⇒購買に至るフルファネルソリューションを提供するマルチプロダクトカンパニーへと進化を遂げました。「ブランドやサービスの認知度を上げたい」「売上を増やしたい」「新規顧客を獲得したい」といったお客様のさまざまなニーズに応えるべく、従来のダイナミックリターゲティングだけでなく、認知⇒検討⇒購買までの各ファネルに対応する新たなソリューションをラインアップし、すでに多くのお客さまにご活用いただいています。

次回以降のBLOGでは、Criteoが誇るこれらのソリューションの詳細やそれを支える技術、有功な活用法などについてご紹介していきます。