β版公開「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」強さの秘密とは? 

Criteoでは2023年6月、新ソリューション「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered By Criteo」のβ版の発売を開始しました。

とっても長い名称ですが、その機能は実にシンプル。LINE公式アカウントを使ってユーザーに最適な「おすすめメッセージ」を自動的に送ることができる非常に優秀なソリューションで、すでにβ版を導入された企業様では確かな効果が表れています。今回のブログでは本ソリューションの概要や仕組み、導入企業様の事例について解説します!

高度にパーソナライズされたおすすめメッセージでコンバージョン率をUP!

アクティブユーザー数9,500万人を誇り、国内NO.1メッセージアプリとして成長を続けるLINE。LINE公式メッセージを活用した広告市場も年々拡大傾向にあり、昨年度は前年度比+18.3%の伸びを記録するなど、ここ数年連続で二桁成長を遂げています。一方、LINE公式アカウントを保有する企業やブランドにとっては、公式アカウントで友達追加したユーザーの維持(リテンション)や、潜在的な購買意欲を持つユーザーへのアプローチが大きな課題となっていました。この課題解決のためのソリューションとして開発されたのが、「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered By CRITEO」。

Criteoの膨大な購買データと高度なAI技術を通じてユーザーの興味関心を分析し、最適にパーソナライズされたレコメンデーション メッセージ(広告)をユーザーに配信することで、ユーザーとのエンゲージメントの強化が可能にしてくれる、頼もしいソリューションです。

メッセージ配信の仕組みは?

では、レコメンドメッセージは具体的にどのようにしてユーザーに届けられるのでしょうか?メッセージ配信の仕組みを簡単にご説明しましょう。

① まず、3社のLINEテクノロジーパートナー(株式会社電通デジタル、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社、Micoworks株式会社)がCriteoのタグやLINEログイン等を使って対象ユーザーを選定、Criteoにリクエストを送付します。

②リクエストをもとにCriteoが膨大な購買データと高度なAIエンジンを駆使してレコメンデーションする商品を決定。Criteoから各テクノロジーパートナーにAPIを通じて商品データをレスポンスします。

③Criteoからのレスポンスをもとに、各テクノロジーパートナーがLINE公式アカウントを通じて対象ユーザーにメッセージを配信します。

通常のLINE公式アカウントによるコミュニケーションに加えて本ソリューションを活用することで、企業・ブランドはニーズが多種多様化しているユーザーの興味関心に合わせて最適にパーソナライズされたコンテンツを届け、効率よくコンバージョンを向上していくことができます。

なお、本ソリューションはすでにCriteoのディスプレイ広告の出稿実績があり、かつLINE公式アカウントを保有されている広告主様であれば、すぐに利用を開始できます。

成功事例~商品購入ユーザーが通常時の約4.2倍に

では、本ソリューションの導入により、具体的にどのような効果が得られるのでしょうか?

LINEテクノロジーパートナーであるデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社がスポーツ用品大手「ゼビオコミュニケーションネットワークス株式会社」と行った実証実験の結果をご紹介しましょう。

<導入前の課題>

①配信内容がセールやクーポン情報に偏っている
②アノニマスおよびLINEアカウントを未連携の友だちに対してパーソナライズ化した情報の発信ができていない

<導入による成果>

IDマッチングによって取得した興味関心情報に基づいて、より適切にパーソナライズしたおすすめ商品を訴求したところ、メッセージへの関心が高まり、通常の配信と比較してCTVRが452%伸長。CTR155%改善、CVR267%改善も実現した。

この結果についてCriteoで本ソリューションの開発責任者を務める吉原元樹は「PoCで機体を超える良い結果が得られたことを受け、改めて本ソリューションのビジネスのスケーラビリティを実感している。LINE公式アカウントの運用に課題を抱えている広告主の皆様に自信をもってお勧めしていきたい」と話しています。Criteoは今後も三社と協力し、LINE公式アカウントを通じたマーケティングの活性化を目指してまいります。

導入するにはどうすればいい?

「レコメンデーション メッセージ for LINE公式アカウント Powered by CRITEO」は、現在のところLINEテクノロジーパートナーズ3社(株式会社電通デジタル、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社、Micoworks株式会社)を通じてのみ販売しています。

ご興味のある方はぜひお気軽に3社の担当者、もしくはCriteoまでご相談ください。

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