長引く緊急事態宣言で厳しい状況が続く、飲食業界。営業自粛や時短営業の店、残念ながら閉店に追い込まれる店も多い中、外食チェーンが続々とハンバーガー専門店をオープンし、注目を集めています。

1)「ラッキーロッキーチキン」(武蔵小山)/ロイヤルホールディングス

バターミルクフライドチキンバーガーセット(出典:ロイヤルホールディングスプレスリリース)

ロイヤルホストやてんやを展開する外食大手ロイヤルホールディングスは、2021年5月にチキンバーガーをメインに提供する「ラッキーロッキーチキン」を東京・武蔵小山にオープンしました。目玉は、アメリカでコンフォートフード(懐かしい味・幸福感を与える食べ物)として親しまれているバターミルクフライドチキンを挟んだボリュームたっぷりのハニーミルクフライドチキンハンバーガー(単品500円~)。1号店はデリバリーとテイクアウト中心で、座席数12席のこじんまりとした店構え。注文は、事前決済システムや各種テイクアウト・デリバリーオーダー(出前館・Wolt・menu)を導入。呼び出しディスプレイによるお知らせやキャッシュレス決済など、時代のニーズに合ったサービスや商品を提供することで、日々の生活に新たな楽しみ方、時間や地域との繋がりを創造しています。同社では今回オープンする1号店を皮切りに、年内に5~10店舗の出店を予定しています。

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2)「TREE&TREE’s」(新橋)/ドムドムハンバーガー

ドムドムの新業態TREE&TREE‘S(出典:株式会社ドムドムフードサービス)

日本最古のハンバーガーチェーンとして知られるドムドムハンバーガーを展開する株式会社ドムドムフードサービスも、プレミアムハンバーガー市場に参入。2021年7月、新橋に新業態のプレミアムハンバーガー専門店「TREE&TREE‘S」をオープン予定です。同店では「日本で食べられる最高のハンバーガー」を目指し、店内で手切りをした和牛100%のパティを米粉のバンズで挟んだスペシャルな商品を提供。朝は商品開発担当一押しのスペシャルカレーなど、ランチタイムはプレミアムバーガーを中心としたメニュー構成、夜はハンバーガーと共にビールやワインなどアルコール類にマッチしたメニューも提供し、時間帯別に異なるスタイルで楽しめるのが特徴です。また、キャッシュレス専用のオーダーシステムを導入し、商品オーダーから会計にいたる一連の店舗運用を自動化。店舗に備え付けのタブレットから、客自身でオーダーから精算まで行えるようになっています。

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3)こめ松 my(まい)バーガー/松屋

牛めし米バーガー(出典:松屋ホールディングスプレスリリース)

牛丼大手の松屋では、2021年4月にデリバリー専門店「米(my)バーガー/こめ松」をオープン。目玉はバンズの代わりに白米または五穀米で「牛めし」「牛焼肉」「カルビ焼肉」「ビビン丼」いずれかの具材をサンドし、松屋の人気メニューをギュッとワンハンドで楽しめる「ライスバーガー」です。注文は「出前館」のサイトからのみ受け付け、現在のところ店頭販売はしていませんが、4月の販売開始以来、売れ行きが好評で、6月には対応店舗が20店舗に拡大しています。

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4)TORIKIバーガー(23区)/鳥貴族

居酒屋大手の鳥貴族も2021年8月に新業態のチキンバーガー専門店「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」1号店をオープンすると発表し、注目を集めています。鳥貴族と同じく、使用食材はすべて国産とするチキンバーガー専門店で、営業は朝食からディナーまで、イートインのみならずテイクアウト、ドライブスルー、デリバリーでの販売も想定しています。1号店の住所は発表されていませんが(2021年6月8日現在)、23区内の予定。同社では2024年までに10~20店舗体制を目指しています。

相次ぐハンバーガー参入の背景は?

コロナ禍による外食不況の中、なぜ外食業界でハンバーガー市場への参入が相次いでいるのでしょうか?

その理由は、もともと持ち運びがしやすく、冷めてもあまり味が落ちないハンバーガーは、テイクアウト率の高いメニューだということ。店舗によっては売り上げの6~8割がテイクアウトという例も珍しくありません。その証拠にコロナ禍でもハンバーガーチェーン各社の業績は好調で、特に業界最大手の日本マクドナルドでは、2020年12月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前期比11.7%増の312億円と9年ぶりに過去最高を更新。新型コロナによる外出自粛などで客数は8.5%減少したものの、持ち帰り・宅配は家族客などのまとめ買いが増え、客単価が16.7%%の大幅上昇。業界2位のモスバーガーも2021年1月~4月の既存店の売り上げが過去最高に。相次ぐハンバーガー市場への参入は、こういった既存チェーンの好調ぶりに触発された結果なの

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